見出し画像

うどんとヤドンと海鮮丼3歳児と香川旅行記②

5月、3歳児の子どもとともに、1泊2日で香川県に旅行に行ってきた。その、2日目。

1日目はこちら。



宿泊している古民家リノベをした一棟貸しの家で目を覚ます。街から離れてる田畑しかないような場所なので朝はとても静かだ。
ブランケットやソファークッションがあるので、窓側のソファーで一人で本を読む。

家族が起きてきたら宿泊施設が用意してくれてたドリップコーヒー(おいしい)を淹れて飲んで、それから出発だ!


朝からうどん、須崎食料品店

行き先はうどん!朝から!
香川に来たんだからうどん食べんと!ってことで朝だけ営業している須崎食料品店へ。

営業時間は9:00-11:30。念の為8:40くらいに行ったところ、かなりの行列ができていた。

駐車場もいっぱいだったが、お店の前にいるおじいさんが手際よく車止めれる場所を教えてくれて、道の端みたいな場所に停車する。

お店は、THE・田舎の商店、という感じで、全然うどん屋さんという様相はない。

店内を見るとりんごや野菜やカレー粉や調味料や、そういう普通の食料品を売っている。その店の横のバックヤードみたいな場所でうどんを作っており、うどんをもらって、商店のお惣菜コーナーで天ぷらなんかをもらって、商店のレジで会計するスタイルだった。

開店まで並んでいたところ、おじいさんが注文を聞きに来てくれる。メニューは醤油うどんのみで、「熱/冷」「大/小」の選択肢ががあり、組み合わせを選ぶ。

大は450円、小は350円。卵やネギや生姜や醤油は無料、温泉たまごは有料(たしか100円)で、それはうどんを受けてる場所でセルフで取る。

私は「熱/小」、旦那さんは「冷/大」、子どもは「冷/小」を選ぶ。

後でおじさんが言ってたところは、「熱/冷は出来上がりタイミングが違う場合があり、同行者で同じにした方が、待たなくていい」とのこと。

私たちはバラバラにしてしまったけど、結局時間差はとくになかった。


9時の営業開始後列が進む。50人くらいはいそうだったけど、30分もしないうちに自分の番になり、うどんを受け取る。

トッピングは私は温泉卵とかき揚げ、旦那さんは生卵とコロッケに。

店内に食べる場所はないので、向かいのベンチかプレハブの小屋で食べる。

うまい!

冷はかなり固めで歯ごたえのあるうどん、熱は麺が少しだけ柔らかめになって(それでも普通のお店の冷のうどんくらい)かなり美味しい。さすが香川。

温泉卵と熱のうどんの組み合わせが個人的にはとても良かった。

うどん好きな3歳児の子どもも、1人で1玉全部食べていた。完食。

朝から並んでよかったと思えたお店だった。


レモンが美味しいお店のマーマレードジャム

朝ご飯のあとは観光として父母ヶ浜へ向かう。が、その前に寄り道。
宿泊施設の案内の中に、周辺のおすすめのお店が書いてあり、そこにあった、マーマレードを作ってる農家さんに行ってみることにした。

曽根果樹園(かっちゃんのマーマレードジャム工房)だ。

ついてみると本当に農家の横の農機具の倉庫みたいな場所の一角がお店になっていた。
その頃から少し雨が降り出してくる。車を停めて、小雨の中を歩いていく。

入口に黒柴がのんびり寝転び、外に置いてあるテーブルでお店の方と1匹の猫がのんびり座っている。声をかけマーマレードを見せてもらう。

親切にも、レモンジュースを出してくださった。
聞くとレモン畑で採れたレモンを切って砂糖をまぶして、1晩置いて、水と合わせただけらしい。これが美味しい。

とくにレモンそのものが美味しい。白いワタ部分の苦みなどが全く無く、皮ごとそのまま食べてもきついすっぱさも苦みもなくて、スッキリ食べられる。ほんとに美味しい。

旦那さんがレモンを気に入ったので、レモンそのものも買うことにする。もちろんマーマレードジャムも。

ジャムは、レモンで作られた定番の「まるごとレモン」とレモンと不知火の「きまぐれレモン」があったので、両方買うことにした。

レモンとマーマレード以外は別の場所で買ったお土産達


お店の方とレモンジュースを飲みながら少しお話しする。お店にいたネコは小雨ちゃんという名前だそう。今日みたいな小雨の日に拾った捨て猫なので、小雨という名前にしたとのこと。大人しくて静かにすり寄ってくるかわいい猫だった。(しかし触られるのは嫌だそうで、寄ってくるけど、触ろうとすると逃げていった)

他にも何匹か猫がいるそうで、全部捨て猫だったのを、ここで飼っているとのことだった。

猫と犬と美味しいレモンで、小雨の中をのんびり過ごすことができた。

後日談だが、買ったレモンで家でもレモネードを作ってみた。レモンを切って砂糖をまぶして、翌日に炭酸で割るととても美味しい。


3歳の子どもも気に入って、「レモネーモ」と言って、作り方を覚えて、自分で作ってくれるようになった。


長くなったので、父母ヶ浜以降については次の記事で。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?