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28年目の 『母の日』 と 『わたしの誕生日』


−母との別れ−

母との突然の「サヨナラ」から1年半…
母が亡くなってからは、毎年「母の誕生日」「母の日」には花を飾ろうと決めています。

母も私も「花」が大好き。

秋桜やかすみ草のような可憐な花が好きな母と、薔薇やダリア、芍薬・牡丹のように存在感のあるゴージャスな花が好きな私とは正反対でしたが……季節ごとに花を植えかえている母の姿は、今でも目に焼きついています❁⃘*.゚

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−28年目の『母の日』と『わたしの誕生日』−

今日は私の誕生日でした。
毎年、高校時代からの友人がお祝いをしてくれます。

同じだけ年齢を重ね合うため、いつもは気にならない年齢も、この時だけは意識しちゃいますね。

「生まれた日」と同じ「曜日」になるのは、「28年に一度」ということはご存知ですか?

私が生まれた日は、日曜日でした。

28歳の誕生日、「今日は私たちだけでお祝い!」と母に誘われ、二人だけで食事したことを憶えています。

当時の私は仕事で忙しく、母と会話することが殆どありませんでした。

一緒に食事をすることが楽しかったのか、外食することが嬉しかったのか……母は一方的に喋り続け、私は黙ってその話を聞いていました。

「次はいつかしら? あなたの誕生日と母の日が一緒になるのは! 次も一緒にお祝いしよう♫」
と、子供みたいにはしゃいでいた記憶があります。

あれから28年が経とうとしています。

そして、来年が「母の日」と「誕生日」が同じ日になります。

私も成人した子の母であり、お互いに母親として「母の日」をお祝いできる...♪*゚と楽しみにしていましたが、残念ながら叶うことはありませんでした。


−気持ちの整理をつけるより−

病気が見つかってから入院1ヶ月後のお別れで、未だ気持ちの整理がつかずにいます。
そのことを昨年までは随分と悩んでいましたが、今年の母の誕生日を機に、無理に整理をつけることはないと考えるようになりました。

「いずれ私も死を迎える」と思うようになり、少しだけ前向きに「残りの人生、どのように楽しく過ごそうか」を大切にしたいとも思うのです。

スッパリと気持ちを切り替えられたわけではありませんが、少しずつ気持ちが落ち着いてきたのも本当です。

養生しながら、まずは、来年の「母の日」と「わたしの誕生日」の合同のお祝いを、もっとたくさんの花を飾ってお祝い出来たら嬉しいですね♬

母と私の2人だけでのお祝いです…🎂🥀

これも『私の終活』のひとつです。


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✴︎花は『芍薬』『ブプレウルム』

『芍薬』の花言葉は「清浄」「威厳」、ピンク色の芍薬は「謙遜」「恥じらい」です。芍薬はボタン科ボタン属に分類され甘い香りがしますが、同じ分類の「牡丹」は意外にも無香です。

『ブプレウルム』は花びらのような緑色の苞の中に、黄色い小花をつけます。


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