美しい愛という光に包まれた時の中で
銀河鉄道がどこを走っているんだろうと夜空を眺めたり
ラピュタがあの中に……と思って、龍の巣らしき入道雲の中を覗き込んだり
ザリガニやバッタをとっては、嬉しくてまた逃したり
田んぼのあぜ道は歩くとどこに繋がっているのかわからないところがあって、冒険してみると、いつも同じところまでしか行けなかったり
何か特別なことをしなくてもよくて
でも、大きな花火が見れたり、スイカにかぶりつける時は嬉しかったり
夏の車は暑くて
シルバーと呼んでいたお気に入りの車が太陽に照らされてもう一つ太陽がそこにあるように反射していて
大人たちがビールと枝豆などを食べながらテレビを観ている姿を遠目で眺めながら、ちょっと退屈していたり
やっぱりこれだよね!!
と、扇風機の前で「あーーーーー」と意味もなく言いながら、声が変わるのが楽しかったり
夜の静かな時間は外が賑やかで、なかなか眠れなくて一人でずっと外を眺めながら気づくと眠っていたり
ただただ
ありのままの自分がそこにいて
ただただ
目の前のことに夢中になっていて
それは本当に普通のことで
でも、なぜか心をくすぐるような楽しさが残っていて
その時その時生きている時
なんでもない日常に楽しみが増えたり
ずっと空を眺めたり、鳥の鳴き声を聞いたりして
ぼーっとしながら一日中が過ぎていくのはとても心地よくて
そういう時間が取れて良かったと思いながら、またこうして文章を書いて
幸せだと思える瞬間が増えていけたらと思います
美しい愛という光に包まれた時の中で✨