お弟子になった理由エピソード
こんにちは！Therapy Room Rurudo(セラピールームルルド）のIZUMI（イズミ）です。現在自宅にて女性専用のオイルマッサージ（ハワイアンマッサージのロミロミ）のサロンを営んでおります。自宅だけではまだまだなので週2~3は別のお店で（こちらも女性専用のオイルマッサージ）アルバイトしながら二足の草鞋でゆるゆるとやっております。
普段はマッサージのお仕事をしていますが2024年6月より、3カ月先まで予約の取れないカウンセラーの根本裕幸氏に師事し、お弟子9期生となりました。
本日はセラピストが何故今心理学を学ぼうと思ったか、その理由のエピソードの一つを書きたいと思います。
カウンセリングが必要そうなお客様がたまにいらっしゃる事。
バイトしている方のお店に先日、こんなお客様がご来店されました。
エントランスでお迎えした際、お客様は少し硬い表情をされていました。ご新規様だと『どんなお店かまだよく分からない』ので、緊張されているのはよくある事です。この方はかなりお久しぶりの二度目のご来店でした。
まずは個室にご案内し、お茶をお出しします。フットバスに入ってもらいながら事前に体のどこが疲れているか？や、オイルはどれを使うか？をお伺いしていきます。(こちらは私の自宅サロンでも同じように行っています。)
お客様の主訴は『首肩凝りがひどい、重いものを仕事で持ち上げたりするので疲れている。』でした。精油をオススメしましたが、ラベンダーや他の精油も何種類かご自身でもお持ちでした。気分を変えたいので別の物に、という事でハワイアンオイル(ココナッツオイルがベースで、比較的甘い香りがします)の方を試して頂きました。
大抵のお客様は、オイル選びに時間がかからず2〜3種類を試してパッとお決めになる方が多いのですが、こちらのお客様はだいぶ迷われて、同じオイルを再度試すなどしてお時間を要しました。
何となくもう少しお話したそうな雰囲気
お着替えの為に私が個室を退出ようとすると『実はあまり眠れなくて。寝付きが悪いし途中で起きてしまう。』と仰るお客様。少しお話ししたいのかな、と思いお聞きしました。
眠れない、寝付きが悪いのはいつ頃からか、等をとっかかりにしたところ、お悩みをお話下さいました。
『寝付きが悪くていつも3時間はベッドの中でゴロゴロしている』
『やっと寝られても2時間程で目が覚めてしまう』
『精油も使っているが体が慣れてしまったのか効かない気がする』
『病院で血液検査、脳のCTやMRI検査までしたが、何も異常が出ない』
『一昨年前は食べられない、眠れない、が続いて一人では出かけられないほど体調が悪化したので実家で静養した』
『他の治療をしているが上手く行っていない』
『原因不明の体調不良だが、症状的には自律神経の問題(副交感神経リラックスがうまくできない)のようだと言われたので整形外科のリハビリと、耳鼻科で治療をしている』→接骨院で副交感神経優位にしてくれる電気治療がある事をちらっとお話しましたが、こちらのお客様は医療機関でない治療院に少し抵抗があるようでした。
『でも、今は1人で出かけられるし、パートならお仕事出来るまでに回復した』
『きっかけは好きだったお仕事を辞めてからみるみるうちに調子を崩した』との事でした。
『元気になって、もう一度好きなお仕事をやりたい』がお客様のこれからの目標でした。
心と体は繋がっている。
私はたまにですが『検査しても異常が出ない、原因不明の体調不良でしんどい』というお客様を担当する事があります。こんな時、私は心がキュッと締め付けられるような、なんとももどかしく、やるせない気持ちになります。
以前は『お役に立て無さそう』と無力感を感じたりもしましたが、現在は『今の自分のベストを尽くす』のみと考えられるようになりました。施術に入る際には『この方が少しでも楽になりますように』と思いを込めてマッサージをします。
こういったお客様がたまにいらっしゃるという事は、お弟子やりなさいよって神様からのメッセージだったのかなぁと今では感じています。
病気や体調不良が、自分に教えてくれるものって何でしょう？
師匠のこの記事の最後の言葉がとっても身に染みる今日この頃です。
「今日も生きています。ありがとうございます。」
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