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急に人間関係をリセットしたくなる人の特徴


突然、人間関係がめんどくさく感じることってありますよね。親しい友達や仲良しの人といても、相手から良い印象を持たれるために頑張りすぎて、つい窮屈に感じたり、関係を絶ちたくなったりすることがあります。

でも、そんな風に関係を切ってしまうと、後から「なんであの時切ったんだろう?」って後悔することってあるんですよね。

実はそのまま付き合っていれば、人生を豊かにしてくれる大切な人だったのかもしれないのに、関係が壊わしてしまう。これ、辛いしもったいないことですよね。

でも、今回はそんな時の対処法を紹介したいと思います。これを試してみると、突然の人間関係をリセットしたくなる衝動をコントロールして、素敵な人間関係を保つことができるようになりますよ。

もしあなたが、もう人間関係をリセットして後悔したくないと思っているなら、最後までこの内容を読んでみてください。

それでは、いきましょう!

①見捨てられ不安


突然に人間関係を切りたくなる症状、それは人間関係リセット症候群と呼ばれています。ただし、これは正式な病名ではなく、主にメディアの世界でこういった状態が増えてきたために、この名前がつけられるようになりました。

近年、SNSの普及によって、簡単に他人と繋がることができるようになりましたよね。以前では考えられなかったような人々とも、SNSを通じて交流し、関係を築くことができるようになりました。

その結果、リアルな世界でも会って交流することが可能となりました。しかし、こういった繋がりが過剰になると、負担に感じる人も出てきたのです。

その結果、人によっては関係を切りたいと感じることが出てきました。SNSのやり取りが負担に感じられたり、関係をリセットしたいと思った場合、すぐにブロックすることやアカウントを削除することが容易になりました。

しかしながら、その後に後悔することも多くなってきました。それが人間関係リセット症候群という名前が広まるきっかけともなったのです。

①それでは、この人間関係リセット症候群の特徴を見てみましょう。大きく2つ解説します。まず一つ目は「見捨てられ不安」です。

見捨てられ不安とは、その名の通り、自分が大切に思っている人に見捨てられるのではないかという心配をすることです。

たとえば、相手の表情が不機嫌そうだったり、LINEの返信が遅いと不安になったりすることがあるでしょう。しかし、見捨てられ不安が強い人は、些細な変化から「もしかして、私はこの人に捨てられるのではないか?」と不安を抱えることがあります。一人でいることが苦手で、誰かと一緒にいたいという気持ちが強いんです。

誰かから見捨てられるという経験は辛いものです。そのため、自分から距離を置こうとすることもあります。本人にとっては、捨てられるかもしれない不安はとてもつらいものだからです。

しかし、相手側からすると、実際には別に捨てるつもりはないのに、何故急に相手の態度が変わったのか理解できなくなってしまうことがあるのです。

②葛藤保持力が育っていない


そして、人間関係リセット症候群の特徴の二つ目は「葛藤保持力の不足」です。葛藤保持力とは、自分が困難な状況に直面し、それに向き合おうとする力のことです。

たとえば、上司の嫌味に悩んだりすることはありますよね。しかし、この葛藤保持力が不足すると、自分が悩んだり困ったりすることに向き合うことが難しくなります。上司との良好な関係を築く方法を考えることも難しくなるんです。

この不安や葛藤に向き合う力が不足すると、自分の気持ちを曖昧にすることが苦手になります。あるいは、自分の中で不安を感じる理由を考えることも難しくなってしまうんです。

もしその葛藤を抱えていることに対して向き合う力が不足していれば、人間関係リセット症候群の特徴があるかもしれません。

③リセットしたくなってもすぐに離れようとしない

人間関係リセット症候群の人におすすめしたいのは、リセットしたくなってもすぐに離れようとしないことです。

自分はもしかしたら相手からよく思われてないのかもしれない、もしかしたら相手はもう自分を捨てようとしてるのかもしれない、そう思っても一旦立ち止まって自分からその関係を切ることは保留するのがいいと思います。

人から良く思われるために気を使ったり、なんとか相手から見捨てられないように頑張るのは正直つらい、だけどそれを乗り越えて良い人間関係を続けたい。そんな白か黒かではないグレーゾーンで頑張るっていうことなんですよね。

でもこれを聞いて、実際に人間関係リセット症候群の傾向がある人からすればきっとこう思ったと思うんですよ。

でもその葛藤を抱えてグレーゾーンの中にいるのは辛いんだよ!
すごくもやもやするし、何とか解消したいんだよ!

だから「もういっそのことをリセットしちゃった方が楽だからそうしたい!」そう思うんですよね。もちろん、僕はその気持ちも理解してるつもりです。ただ一旦ちょっとここからの話を読んでほしいんです。

というのは、もうあなたにこれ以上人間関係で後悔をしてほしくないんですよね。

今までもやもや葛藤を抱えているのがつらかったからどうしてもそれをなくしたくて、 人間関係をリセットしてきた。でもしばらくすると「あの時リセットしなければよかった…」ってすごく大きく後悔してしまう。もうそれを繰り返して欲しくないんです。

そのためには大人の人間関係の中では全くお互い気を使わなくていい関係っていうのはないってことを改めて知ってほしいんです。

どんなに仲が良かったり親密な仲になれた人とだって、人とお付き合いをする以上は全くその人に対して不満がないってことはないと思うんですよ。人間なんだから自分と考え方が合わないところだって絶対にあるものなんです。

そういうところをいかにお互いがほどほどに気を使い合えるかっていうのが大人の関係なんですよね。

お互いの意向を擦り合わせて、「自分はこう思う」「相手はこう思っている」ということを擦り合わせて「じゃあ次からはこうしていこうか」というふうに話し合える関係っていうのが大人としては良い関係なんだと思います。

もちろん、相手があまりにも乱暴な言葉を使ったり暴力をふるったりするみたいなことであればすぐに離れた方がいいとは思います。

でもそういう相手ではないなら、たとえ自分の中で急に「もうこの人との関係をリセットしたいな」って思っても、それは自分の中で私は人間関係をリセットしたいと思う考え方の癖があって、 今それが出ている時なんだなって気づいて欲しいんです。

それに気づけたら、いきなりその人との関係を切ろうとするんじゃなくってまずは会う頻度だったり連絡の頻度を少しペースを落としてみてください。

その上で、相手にはリセットしたくなってるんだけど自分の中でちょっと迷っているっていう気持ちを伝えて、しばらく待ってみてください。どれくらい待てばいいのかっていうのはケースバイケースではあるんですけど、少なくとも半年以上は待ってみた方がいいと思います。

本当にリセットすべき相手じゃなければ、時間が経てばそのうちリセットしたいなっていう気持ちがなくなっていくはずです。

そうなればその人との関係は続けた方がいいということなので、それを大事にしていって欲しいです。いきなり関係を切るんじゃなくて、相手と十分に話し合った上で時間を送っていうことを実践してみてください。


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