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140字小説 「涙の理由」

友達に遊園地に誘われた。用事もなかったので、当日待ち合わせしてその日を迎える。思えば、遊園地など子供のとき以来だ。あの頃は身長制限があって、泣きながら親を困らせた。今はほとんどの乗り物に乗れるから、そんなことはない。いや、たった一つ。ジェットコースターから降りたときだけ、泣けた。

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