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心からの気持ちを、言葉にのせて。

先日、益田ミリさんの「今日の人生3 いつもの場所で」を読んだ感想を記事にしました。

記事を書き終えたあと、本にはさまれていたミシマ社編集部宛ての読者カードを手に取り、『そういえば最近、手紙を書くことってなかったなぁ。せっかく素敵な本を読んだのだから、感想を書いて送ってみよう』と思い立ったのです。

読んでいると温かい気持ちになれたこと、装丁も素晴らしくて自分にとって大切な本になったことなどを書き綴っていると、楽しくなりました。
ふと、真っ白いはがきのままだとさびしい感じがするかな?と思い、カラーペンでデコレーションをすることに。
オレンジやピンク、ブルーのペンで水玉模様をえがき、
おもいっきりカラフルにしたのです。

読書カードを投函してから約一週間後。
仕事から帰宅してポストを確認すると、『ミシマ社新聞』と書かれたはがきが届いていました。

宛名の下に、編集部の方からの直筆のメッセージが書かれていて、びっくり。
"カラフルなお手紙を頂き、ありがとうございます"
という一文を見て、デコレーションしたことを喜んでもらえたのだなと、うれしく思いました。

メッセージは、"毎日の人生が幸せでありますように"という文章で締めくくられていて、読んだ瞬間、思わず泣きそうになってしまったのです。

やっぱり、自分の気持ちを言葉にして誰かに伝えるって、とても素敵なことなんだとあらためて感じました。

表現がつたなくても、心から思ったことを言葉にすれば、きっと気持ちは届く。
そして気持ちを受け取って下さった方から、わたしが届けた以上の豊かな言葉が送られてくる。

思えば、noteに記事を書き続けるなかでも、こうした経験を繰り返してきたのですよね。

日々の生活はいつでもハッピーというわけにはいかないけれど。
自分自身やまわりの人の心が楽しく豊かになるような、そんな言葉をたくさん口にしたい。
読んでいて、楽しいな、なんだか良いな、と感じてもらえるような文章を書いていきたい。

そんな思いをあらたにしました。






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