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コラム3 第62回「国や社会に対する意識(6カ国調査)」を見て

1.はじめに

最近コラムばっかりだな…と思いつつ、役立つ資料はまとめておくのが吉に違いない!と思っているのでお許しください(笑)

今更ながら、日本財団が2024年2月下旬~3月上旬に、日本・アメリカ・イギリス・中国・韓国・インドの17歳~19歳男女、各国1,000名を対象にして行った、第62回「国や社会に対する意識(6カ国調査)」の結果に目を通しました。

自己肯定感や自己効力感に関する項目があったので、メモ程度に取り上げます。

2.調査結果

①調査結果はいかに…

調査結果の中で気になる部分をピックアップすると…

「自分の行動で国や社会を変えられると思う」は46%、「自分には人に誇れる個性がある」が約54%とこちらも6カ国中最下位となるなど、他国の若者に比べ日本の若者の自己肯定感や自己効力感が低い実態が数字にも表れています。

https://www.nippon-foundation.or.jp/who/news/pr/2024/20240403-100595.htmlより

★その他の結果など詳しく見たい方はこちら↓

https://www.nippon-foundation.or.jp/app/uploads/2024/03/new_pr_20240403_03.pdf

②調査結果から感じること

正直なところ、「あ~、やっぱりか~」といった印象です。

詳しく見ると分かるのですが、
「自分の行動で、 国や社会を変えられると思う」という項目に関して、日本が最下位(第6位)で45.8%だったのに対し、第5位イギリスは56.1%でした。

一つ上位の国と比べても、10%以上の差をつけられているのは大きいなと感じます。

ちなみに、中国やインドは驚異の80%超え!
同年代でこうも差がつくものかと、少し悔しくも感じます。

この結果を見てしまったら、やっぱり小学校教員として、自己効力感を育む実践をしていかなければと思いますし、それを伝え広めていく必要もあるのかなと感じました。

3.おわりに

自己効力感が低い日本人…というのを知ったからといって、何かがすぐに変わるわけではありません。

でも、少しでも自己効力感に興味をもったり、それについて考える時間を設けたりすることは、何かを変える一歩になるのではと思います。

みなさんが何かを考えるきっかけとなれば幸いです…!

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

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