自己効力感のある子を育てたい②〜小学校教員としてできること〜
1.はじめに
こんにちは。あっという間に2024年2月に突入ですね。
まだ2024年とか、令和6年という響きにあまり慣れない私です…(笑)
さて、前回に引き続き、「自己効力感を育てたい」をテーマに話を進めます。今回からは、自己効力感を育てるための方法や実践を紹介していきます。
前回記事はこちら↓
2.自己効力感を育てる方法
具体的な実践の紹介をする前に…
今回は、自己効力感を育てるために、どんな方法があるのかをざっくりとお伝えします。
簡単に言うと、読んだ後に、「自分がしてたあの授業、もしかして自己効力感を育てていたのでは…?」と思ってもらえたらいいな、と。
では行ってみましょう!
(1)結論
結論から言うと、大きく2つの方法があるのではないかと考えています。
★自己効力感を育てるには…
①低いハードルを跳ぶ経験をたくさん積むことで、子どもの「できる」気持ちを高める。
②社会参画の機会を与え、自分が関わることで社会が変わることを経験する。
だと考えています。
あくまで現時点での私の考えなので、今後追加される場合もあるかもしれませんが…悪しからず(笑)
では、解説していきます!
(2)解説
①低いハードルを跳ぶ経験をたくさん積むことで、子どもの「できる」気持ちを高める。
いきなり体育か~、って違いますよ(笑)
でもイメージ的にはそのハードルです!
自己効力感って、「自分はできる!」という気持ちのことなので、そもそも小さいことに対してでも「できる」気持ちを育まなければ生まれないと思うのです。
たった10問の小テストで「俺はできない!」、運動会の縄跳びの練習で「私なんかどうせ…」と言っている子たちが、「社会に関わる!!自分ならできる!やってやる~!」と言うでしょうか。正直、なかなか想像し難いですよね。
むしろ、「やりたくない」「どうせできない」という言葉の方が想像できてしまうのではないでしょうか。
そんな子たちに対して、どうするか。
そこで有効なのが、低いハードルです。低いハードルとは、「その子に対して」少し簡単、またはちょっと頑張ればできることのことです。
例えば、小テストで50点だった子が再テスト(同じ問題)で60点を取るとか、前跳びしかできなかった子が、1回後ろ跳びできるようになるとか。
ハードル低っ!!!て思ったでしょう。でもそこがキーです。
どんなことでも、「過去の自分と比べて」できた!!を感じることが、自己効力感を育てるポイントなのです。
そして、できたことを盛大に褒めればミッションは完了です。
「めーーっちゃすごいじゃん!!」「え、どうやったの?」「天才じゃん」などなど、大いに図に乗せましょう(笑)
それを繰り返すうちに、「あれ、俺ってできるじゃん」「私天才だからできるよ~」なんて言いながら、挑戦する気持ちが高まっていくのです。
長い解説になってしまいましたが、
低いハードルを跳ぶ経験をたくさん積むことで、子どもの「できる」気持ちを高める。とは…
⇒個人の中で「できる」気持ちを高める方法のことでした。
あくまでその子に合った「低いハードル」です。
この方法は、自分に自信がない子、何をするにもやる気がなさそうな子の、はじめの一歩として特に有効ですよ。
②社会参画の機会を与え、自分が関わることで社会が変わることを経験する。
簡単に言うと、これは
⇒対「社会」でも「できる」気持ちを高める方法です。
①の解説が長くなってしまったので、今回はここまでにしておきます。(ごめんなさい!)
次回はこの話から始めますね!
3.おわりに
計画性のなさにより、①の解説のみで終わってしまいました…ごめんなさい…!!次回②も解説します。
少しでも、自分の実践いいことしてたんだ!と気付いたり、やってみようと思っていただけたりしたら幸いです。
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今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
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