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7日間ブックカバーチャレンジー2日目ーモモ

モモ/ミヒャエル・エンデ

 ふしぎな女の子のモモが、街に現れた時間どろぼうから、街のみんなの時間をとりもどすお話だ。

 そんなにせかせかしててほんとに大丈夫?じかんについて考えさせられる作品である。

 小学生の時に図書館で読んで、ずっと心に残っていた児童文学である。断片的なふわふわとした記憶がずっと気になって高校生の頃本屋で買ったものが今手元にある。

ちょっと弁明

 さて、チャレンジ1日目で、不思議な話をしたのだが、頭がおかしい人になっては困るのでちょっと弁明させてほしい。

 そちらをまだ読んでない方は読んできてほしい。

 交換していた本。消えたメモ。何が起こった?

 どこからおかしい?

 実は本を貸し借りしていたという所から?

 記憶違いなんて、気が狂ってるなんて、本人にはわからないもんね。

 でもそんな心配は不要というのが今回の弁明である。

 「モモ」に彼が書いた感想文が挟まっていたからだ。彼も感想文も確かに存在した。おかしいのはそこじゃなかった。ちょっと安心した。

感想文

 彼の感想の一部を紹介してみる。

 
 僕はどうやら時間を盗まれてしまっていたことに気付いた。
 
 この本を勧めてくれてありがとう。
 
 大人になったらまた読みたい。
 


 大人になった今、読み返しただろうか。わからないので、私が代わりに読んでおくことにする。

 この文章を読んだ人も彼の代わりに「モモ」を読んでみてほしい。

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