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玉留めもできない不器用が勢いだけで推しぬいを作った話

はじめまして、るりです。
こちらの記事はタイトルの通り、不器用が推しぬいを作った話を書いたものです。

まず初めに。
この記事の内容はあくまでレポです。なるべく詳しく書いていますが、あまり作り方の参考にはならないかもしれません。
また、ワンクッションなしにぬいの生首や針を刺している画像を貼っているので苦手な方はお気をつけください。


ぬいを作る

今回製作したのは、アイドルマスターシンデレラガールズの仙崎恵磨(せんざきえま)

ベリショかわいい

私の大好きなアイドルです。
好きすぎてカレンダーを作ったりもしました。推しが生活空間にいるの、幸せ。

そんなこんなで恵磨好きが極まった結果、ぬいを作ることにしました。

しかし私は裁縫初心者。
まともにやったのは学校の授業くらい。それももう8年以上前のことです。
不器用なので指を針で刺しまくる上に綺麗に縫えないので裁縫の授業は大の苦手でした。

ゲームの中でなら沢山ぬい持ってる

そんな私が果たしてぬいなど作れるのか。不安になりながらもYouTubeでぬい作りの動画を見ていたら、なんかできそうな気がしてきて勢いのままに100均へ向かいました。

準備物

【セリア】
・刺しゅう枠(直径15cm)
こんなに大きい必要はなかったのでもう少し小さいサイズでも大丈夫です(17cmぬいの場合です)

・刺しゅう用下地シート(貼るタイプ)
私のやり方が悪かったのか、刺繍した部分のシートがうまく溶けなかったので、不安な方は貼るタイプではないものを買った方が良いかもしれません。
追記:刺繍シートはダイソーのものが半透明で溶けやすいとの有益情報を頂きました!助かる!→ダイソーの刺繍シートは調べてみたところ、現在廃盤だそうです(2024.06.14追記)。再販してくれ〜😭

・消せるボールペン
フリクションだと温めると消えるのでチャコペン代わりに使えると聞いて買ったのですが、うまく消えなかった。せっかく買ったけど結局チャコペンを使います。ケチらずちゃんと文房具屋でフリクションを買うべきだった。

・刺繍糸
素人が色だけ見て買ったので失敗しました。糸の太さが違うと違和感がありそうだったので上の画像の下二つの太い刺繍糸は買ったけど使っていません。刺繍し始めてから気づいて100均に追加の糸を買いに行きました。

・手芸わた
ぬいを一体作っても半分ほど余ります。十分な量です。

【ダイソー】
・接着芯
刺繍部分の裏側に貼ります。わたを詰めた際に布が引っ張られると刺繍も伸びる可能性があるとフォロワーさんに教えてもらったので購入。

・磁石
一緒に写真に撮ったはずなのになぜか写っていない。ぬい作りに必須では無いですが、手に物を持たせたり、頭にアクセをつけるためにぬいの体の中に入れたかったので購入。

【手芸センタードリーム】
・ぬいクロスボア

肌の色を二枚と髪の色一枚。どれだけ布を使うのかわからなかったので多めに使うであろう肌を二枚買ったけど、一枚使い切るどころか半分くらいしか使わなかった。

・ぬいスケルトン(Mサイズ)
動けるぬいにしたかったので購入。17cmぬいにはちょうど良い感じでした。

【その他】
・グルーガン

家にあったものなので購入場所は不明。磁石を布にくっつけるために使います。温めると取れるのでやり直しがきくってネットで見た。

・布用ボンド
家にあったものなので以下略。裏面を見せたくない、耳などの部分の布を貼り合わせるのに使います。暑いところで取れちゃったりしないようにグルーガンではなくボンドを使用。

・裁縫セット
小学生のときに学校で購入したものが奇跡的に見つかったので使いました。全てが揃っていてとても助かった。

いざ製作

型紙。後ろ髪はあとで作ったので写っていない

使わせていただいた型紙はこちらです。

17cmくらいのぬいを作りたかったので、一枚目の15cmサイズのものを保存して113%の拡大をかけて印刷しました。
拡大の計算方法はこちらの動画を参考にしています。

切り取った型紙の通りに布を切ります。
100均の消えるペンはアイロンではうまく消えなかったので、見えそうな後ろ髪などはチャコペンでやりなおしました。
裁断した布の写真は撮り忘れました。

目の刺繍

直径15cmの刺繍枠がかなり大きいことがよくわかる

画像右側の赤丸で囲っているのが接着芯を貼っているところです。

ここからはこちらの動画を参考にしつつ気合いで縫っていきます。


片目ができてきた

一度周りをアウトラインステッチで囲ってからサテンステッチで中を埋めていきます。

気が済むまで可愛さを追求してひたすら縫います。玉留めは気合いでは解決できませんでしたが、アウトラインステッチをしていると玉留めの位置が浮いても糸が緩むことはなかったのでずっとアウトラインステッチしてました。
アウトラインステッチ最高。

完成したものがこちらになります。
後から知ったのですが、続けて縫うのではなく片目を縫ったら一度玉留めをしてからもう片方に行った方が良いとのこと。布によっては表から糸が透けて見える場合があるらしいです。

刺繍が終わったら刺繍枠から布を外してぬるま湯に5分ほど浸けて刺繍シートを溶かします。

型紙に合わせて裁断しました。
あまり画像には写っていませんが、口のところなどをよく見ると刺繍シートに下書きした水性ボールペンの黒色が若干見えます。気になる方は貼るタイプではない刺繍シートにした方が良いと思います。

布自体はドライヤーとアイロンを使えば乾きましたが、刺繍糸は水を吸っているのでなかなか乾きません。
一旦顔の方は自然乾燥することにして、体を縫っていきます。

縫い合わせる

からだ。いのちを感じる

途中の写真を撮るのを忘れていました。
縫い方については型紙も使用させていただいているこちらの動画を参考にしています。

次は髪を縫い合わせていきます。

白背景に薄い黄色なのでめっちゃ見づらいですが型紙通りに切ったものです。
一番上の毛束の部分をど真ん中に挟み込みたいので頭部の型紙を真っ二つにしました。完全に自己流です。私はうまくいきましたがすごく縫いづらかったので真似する方は自己責任でお願いします。

真っ二つに切ったので縫う場所が増えて分厚くなった

毛束のところは表からも裏からも見えるので、どちらから見ても布の表面が見えるようにしないといけないことに縫ってから気づきました。
1時間半くらいかけて縫ったのをほどいてやり直します。

これまた写真を撮るのを忘れているのですが、毛束の部分は布用ボンドで張り合わせています。

ちょっと雑ですがこんな感じ

ちなみに耳も同じ方法で張り合わせています。型紙はなかったので雰囲気で耳をつくりました。

髪を縫う際はこんな感じで一度しつけ縫いをしておきます。
体や頭を縫う際はこちらの動画を参考にしています。

頭を縫い終えたら、次は磁石を入れます。
ヘアアクセなどをつけたい場所を表面で確認をしつつ、裏面の方にチャコペンで印をつけます。
印をつけたらグルーガンでその場所に磁石をくっつけます。

左:裏面 右:表から見たもの

上の画像では裏表が分かりづらいですが左が裏面で、グルーガンでくっつけた方になります。
右はそれを表にひっくり返した状態で、ちゃんと磁石が引っ付くか確認した画像です。
ちなみに両手にも同じように磁石が入っているのでいろんな物を持てるようになっています。かわいい。

頭と体ができたので、わたとぬいスケルトンを入れてコの字縫いで閉じていきます。
こちらの動画が分かりやすくて助かりました。

ちなみにここはアウトラインステッチのように玉留めができなくてもなんとかなる! なんてことはないので、死ぬ気でなんとか玉留めしました。でも不器用なのでちょっと浮いた。

完成!

かわいいいのちが爆誕しました!!
でもなんか後ろ髪が思ってた以上に長かったので髪の毛をカットしていきます。ここが一番怖かった。

後ろ髪と上の毛束の部分も調整しました。すっきりしてる。
すごくかわいい!!!!!

製作期間は5日(1日約8時間)です。
ちなみにこの5日間で玉留めの成功確率が少し上がりました。ワーイ!

刺繍針の存在も知らないような超初心者の私にいろいろ教えてくださったフォロワーさん、分かりやすい動画を投稿してくださっている動画投稿者の方々、作業BGMとして聴いていた「あこがれステッチ」を歌っている佐々木千枝ちゃん、ありがとう!!!

指を何度も刺して絆創膏だらけになりながらでしたが、なんとか可愛い推しぬいが作れて大満足です!
洋服はまだ作れていませんが布も買ってきているので近いうちに作ろうと思います。

ここまで読んでいただき本当にありがとうございました!

Little Closeで購入した15cm用ぬい服
CanDoで購入したサンタ服。かわいい

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