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初めての洋書 〜 洋書ステップアップ(2)

 こんにちは! 
 この記事は洋書経験ゼロから習慣的に楽しめるようになるまでの回想録を書いています。マガジンでまとめてありますので、他の記事へは、そちらから辿れます。

(1)準備段階(疑心暗鬼。私に英語で小説が読めるのか?)
(2)初めての洋書(よろしくお願いします) ◀︎ ここです
(3)ページ数を増やす(本らしい厚さに挑む)
(4)和書で既読の小説を洋書で読む(苦肉の策です)
(5)映画本に挑戦(背伸びしてみた)
(6)Kindleとヤングアダルト(身の丈にあったものを読む)
(7)実用書を試す(気分転換)
(8)映画本、再び(楽しいぞ!)

初めての洋書

 さて、洋書にチャレンジしますよ! よろしくお願いいたします。
 初めは一冊読み切ることだけを目標にするので、必ず達成できるものを選ぶことになります。だから、下の写真のように多読目的の薄い本でした。

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 洋書・多読で検索するとあることに気がつきます。初心者用の多読洋書は子供向きの内容や古典作品が多く、興味を持って買えそうな本が見当たりません。退屈になって止めてしまいそうなものは避けたいです。
 でも、エンターテイメントな書物を期待したのは考えが少々甘かった。

 それでも10冊程度は買ったかな? 本棚に残っていた本を撮影しました。

◇ ◇ ◇

A Tangled Web
www.amazon.co.jp/Tangled-Level-Cambridge-English-Readers-ebook/dp/B000R6TZWG

Moondial(2020年8月3日では上の書影とは異なる)
www.amazon.co.jp/Oxford-Bookworms-Library-Moondial-3rd-dp-0194791238/dp/0194791238

The Man from Nowhere
https://www.amazon.co.jp/Nowhere-Level-Cambridge-English-Readers/dp/0521783615/

Parallel
www.amazon.co.jp/Parallel-Beginner-Elementary-Cambridge-English/dp/0521536510

The Missing Coins
www.amazon.co.jp/MISSING-COINS-Penguin-Readers-Graded/dp/0582427665

 容易な単語だけで書かれている本ばかりなので、辞書を使うことはほぼありませんでした。短い文章の連続、構文も単純です。
 一冊のページ数が非常に少ないので、ゆっくり読んでもそれほど時間が掛からず読了できるので、飽きてしまうことはないと思います。

 ただ、物足りません。ワクワクドキドキを期待してはいけないようです。読書の楽しみを求めると失望します。乏しい英語力のクセに生意気言ってます ^^ (腰が低いのは最初の一行だけです)
 例えば、和書のショート・ショートを思い出してください。短くても面白いものはたくさんありますよね。そのようなものを想像していたのですが、イマイチです。やはり容易な単語だけでは難しいのでしょうか?

 しかし、楽しむためなら少々難しくてもいいので(もう大人なんだから ^^;)ウィットに富んでいるものを選びたいです。(そんなものあるのか?)
 悩ましいところです。初心者がそのような基準で本を選ぼうとすると選択肢は激減しますね。多読案内のサイトを参考にしても、初心者向きで大人でも楽しめそうな本はそうそうありません。人それぞれ好き嫌いがありますし... 

 考えてみれば、和書だって沢山読めば面白くない小説に出くわすことは多々あります。それなのに洋書を読む時は「面白いものだけに出会いたい」なんて虫が良すぎます。だから沢山読みましょう。ハズレ当然。結局、多読ですよ、多読! 多読しない限り面白い作品には巡り会えません。

 ですが、強烈に印象が残ったものはあります。最初の写真には写っていませんが「All I Want」は面白かったです。これはハリウッド映画のようなラブコメディを連想させてくれました。私の頭の中ではジュリア・ロバーツが演じていました。映像としてイメージしやすく、楽しめました。これはマジ推しです!
 でもわたくし、断裁してPDFにしたファイルを、いつの間にか削除してしまったようです。しまった ヾ(。>﹏<。)ノ゙


◇ ◇ ◇

 総じてこの時期は英語小説を経験することと、習慣付けするのが目的だと割り切った方がいいです。必ず通らなくてはならない道だと思って、数冊だけ経験しましょう。それでも「All I Want」は面白かったよ!