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「ギークス~警察署の変人たち~」この、色々足りない刑事もの。どこかで見た気が・・。 

キャスト、スタッフで見たら、気になるのは松岡茉優だけだった。その松岡は結婚をしたばっかりということもあり、それなりのやる気で臨むドラマかと思ったら、定時で帰りたがるだけの、働き方改革警察ドラマだった。

というか、この物足りなさは、この前まで感じてた何かと同じ。そう「おばさん刑事、イップス」とほぼ同じような感覚なのだ。そして、初回の事件に巻き込まれるのは味方良介。「イップス」で刑事やってた人ね。引き継ぎにために出ているのか?つまり、面白みにかける刑事ドラマ。

それは刑事である中村蒼が、自分で推理して事件解決していくドラマでないから、面白くないのだ。脚本書いてる方としては、中村が何も考えないから面白いんじゃないというかもしれないが、その推理役の三人、松岡、田中みな実、滝沢カレンが、みな、定時で帰る署員であり、それぞれ、鑑識、産業医、交通課と、まあ、警察の中ではそれほどイレギュラーがないところにいるということだろう。だが、松岡は鑑識。つまり「アンナチュラル」みたいな世界にいるはずだが、まあ、大学の研究員的なもので、これがリアルなのかな?その松岡がパズルマニアだというのは、ちょっとわからない。仕事でパズルみたいなことやってるのに、プライベートでもパズルかよと言って見たくなる。

そんな松岡の隣の部屋に越してきたのは白洲迅。まあ、恋愛を想定しての投げ込み人。これも、わかりやすいが面白くはない。で、彼のところに松岡の荷物が届いて、それを返しにいく時に連絡先交換しませんか?というが、荷物に電話番号書いてあるだろ。そっちを利用した方がドラマ的には面白い気がする。まあ、そのくらい脚本は腑抜け。

そして、今回は、芸能人と結婚した女が彼を守るために付きまとう男を殺すとい話。事件的には、最後に松岡が言うように、理解できない話。そう、事件自体が面白くないのがドラマを面白くしない理由。

そして、この三人の女が食べながら、だべりながらも、いろんな事件を解決していく話らしいが、どうも面白くなる感じがしない。田中がなんで必要かと言ったら、心理カウンセラーなのですね。つまり、プロファイリング的なこともできるのかな?とはいえ、やはり、彼女、役者としては線が細いというが、もう一つ知的には見えない。そっちに松岡まで引っ張られることはなる気がするが・・。そして、もう一人、私的には好きな滝沢カレンだが、なぜにこの役が彼女なのかは見えてこない。そんなこんなで、初回から、視聴率取れなさそうなイメージMAX。そして、この三人の会話にももう一つ勢いは感じない。

どうして、こう言うつまらない刑事ドラマ書いて、放送しちゃうかなと言う感じでした。まあ、3話までは見ますけどね・・。

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