【ロシア留学】恋バナができたら完全心オープンの証拠
ロシアでの学校生活、わたしの周りにはいつもこれまたキュートでお茶目なお友達がいた。
(そして日本の友達と共通してなぜか皆しっかり者であった)
これまでにもちょこりちょこりと、ロシア人のお友達の存在が見られていたと思うが、
今日は中でもいつも一緒にいたジアナを紹介しようと思う。
ロシアのハーマイオニーちゃん・ジアナ
ジアナとの出会いは(ピンときているひとはいるだろうか?)あのロシア数日目で行って浣腸をした病院だった。
ちなみにこちら
●【ロシア留学】ごはんモリモリ食べてたら病院で浣腸、その後15キロの増量に成功
ジアナは英語オリンピックに出れるほどのイングリッシュマスターで、
当時ロシア語は挨拶しかわからないわたしの、診察の通訳としてやってきたのだった。
第一印象はとにかく「朗らかで優しそう」で、その印象はずっと変わっていない。(現在も進行中)
ママ「この子、同じクラスになるのよ〜」
ジアナ「よろしくね〜😊」
わたし「ハァァこちらこそ…!」
わたしこの子についていく…!!
直感的に何か合う気がして、学校が始まって再会してから、いつも一緒に行動するようになった。(もはやジアナはわたしのお世話係だった)
学校が始まって、わたしはジアナはかなり努力家であることを知った。
というのも、そもそもジアナ以外に英語がこんな流暢な子はいなくて(ほとんどの子が英語は苦手だった)
「どうやって勉強したの?」と聞いたら
「完全に独学なんだ〜」と返ってきた。
さらには「日本語も少し勉強してるんだよ〜!色、アカとかアオとかこの前覚えた!」とのことですごすぎた。
ジアナは1番前の席に座ることが多かったし(あんまり好きじゃないのは決まって1番後ろだった)、先生もクラスメイトも一目置いていた。
それでいて気取ってなくて、ちらっと見える少女ぽい感じがとにかく可愛かった。
「ハリーポッター大好きなの!」と言っていて、
そのとき「あ、ジアナはハーマイオニーぽいな」となんとなく思った。
(ジアナの推しキャラは、ハーマイオニーではなかったけど)
波長が合うとはつまりこういうこと!
ちょうどこの前、ロシア留学中に書いていた日記を読んでいたら、
「今日はジアナと〇〇について話した!」
「今日は欠席だった、体調悪いみたいで心配」
「今日はジアナと□□に行った」
恋してるんですか?と思わずつっこむくらいの勢いでジアナ情報が溢れていた。
わたしのいた学校には高学年になるとクラス単位で1週間、当番みたいなものがあった。
やること
①毎放課指定位置に立って、生徒の見張り(走り回ったり喧嘩してるのを止める)
②放課後の掃除
これが意外と大変で、ロシアの学校には1年生から11年生までいるから、
鬼ごっこや喧嘩がたびたび起こるのだった。
「ちょっと!静かに!廊下は歩く!」と叱ってるジアナはちょっと新鮮だった。
距離がグッと縮まるはなし
ジアナとは本当にいろいろな話をした。
昨日あったこと、将来のはなし、勉強のはなし、ロシア政治のはなし…
それこそ、「今日のロシア語クラス…また怒鳴ってて怖かった…」とかも話していて、
ロシア語の宿題をしばしば見ては助けてもらっていた。
たしかに仲は良かったけれど、どこかまだ越えていない壁がある気がしていた。
それは、もしかして…
ガールズトークなのでは…?
なんとなくそんな気がして、
意を決して、少し恋愛相談がしたくなったタイミングがあったのでトライしてみた。
「実は、こういうことがあってね…」
「ええぇ!!!なに!なに!」
盛大にリアクションされすぎて少しした緊張も飛んでいってしまった。
それから、事あるごとに
「最近どう?😏」
と聞いてくるようになって、
なんなら聞けるようにもなって、
恋バナの偉大さをひしひしと実感した。
(いつもジアナにアタックしてる?)男の子「ジアナ!パーティー一緒に踊ってね!(キランキランスマイル)」
ジアナ「え、あ、うん」
わたし(ちらり)「一緒に…?」
ジアナ「彼はいつもほら、どんな女の子にもあんな感じだから、気にしてない」
女心をコロコロする系男子はどの国にもいるみたいだ
たしかに日本人どうしだって、
恋バナは気を許してる子にしかできないよなぁ。
ロシア語にまだ自信がなかったときに、
クラスメイトがわたしに英語で話しかけたのを
「もうこの子ロシア語わかるよ、大丈夫」
と言ってくれたの、自信になったなぁ。
なんならこの前、久しぶりに連絡取った時も
「全然ロシア語話せるじゃん〜!」
なんて、
なんて心優しい…(じんわり)
学校にいつも楽しく通えたのは間違いなくジアナのおかげだ。
はやくまた会えますように!
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