【ロシア留学】日本人も一筆書きサインがほしい、しかし開発は不可能
ロシアの学校に入学して、特に初めの方は、わたしたち留学生(わたしとカラちゃん・シモネン)はロシア語学習と自分の国紹介に時間が当てられた。
カラちゃん、シモネンの紹介はこちら
●【ロシア留学】たくさん苦楽を共にしたけど、異国の地で全力ブタモノマネの威力は計り知れない
●【ロシア留学】激アツなアモーレメッセージができるまで
自分の国紹介は、ある日突然先生に「今度やるわよ」と言われてしまい、いそいそとプレゼンテーションの準備をした。
問題のロシア語はその頃レベルゼロなので、ロシアの弟に手伝ってもらってなんとか完成した。
英語もオッケーと言われたのが救いだった。
しかし、わたしの学校の生徒たちはたぶん日本と同じくらい(いやむしろそれよりも)英語が苦手であった。
ロシア人、英語苦手なのか…
最終手段であったのに(わたしも得意なわけではないけど)、これは思いやられる。
しかしなんともミラクルなのは、わたしのクラスに英語が超堪能な子がいて、とても仲良くなれたことだった。
ほぼ独学らしいのですごい。
いつかその子についてもnoteに書きたいなと思う。
そんなこんなで行ったプレゼンテーションへの反応は上々で、よかったよかったと授業を終えた後だった。
「学校に見知らぬ日本人がいるぞ」
たしかにそもそもアジア系、ましてや日本人なんていないロシアの片田舎である。
何者なのだ?と興味を持たれるのも無理はない。
きっと、今学期始まってから抱いていたのであろう疑問を払拭するには最高にチャンスである。
「どこからきたの!」
「名前は!」
「ねえねえ!サインちょうだい!!!」
授業後生徒がワッと来て、てんやわんやしてる間に、いつのまにか
質問とノートとペンを準備する生徒たちに私たち3人はすっかり取り囲まれ、大サイン会が始まってしまった。
ふと隣を見てみればカラちゃんとシモネンはそれはスラスラとサインを捌いている。
しかし一向に減らないわたしの周りの生徒たち。
日本人にサササッとかけるサインなんてない
わたしの名前の総画数31、対するカラちゃん、一筆書きでどんどん書いていく。
わたしの前に書いてもらったのであろう彼らのサインにはさらに星マーク☆とかもついててカッコよい。
たしかに日本人だってアルファベット使うし、筆記体でそれっぽくすることだってできるけど、なにせ外国でジャパニーズサインを求められているから期待を裏切ることはできず、漢字サイン一択である。
行書でも書けるようになるべきだろうか。
日本人らしく、かつ、スラスラなサイン
書けたら海外生活で役に立つかも?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?