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【マラソン×エンタメ 未来計画vol.2】舞台は全国各地の商店街

前回の記事では、市民ランナーも含めた全選手に階級を付けるという提案をしました。

そこでまず、階級ごとに大会やるの?という疑問が生まれます。それは正直現実的ではないですよね。

各地で行われている都市型マラソンでやるとしたら、ただでさえ負担が大きいのに、階級ごとに何回転もやるなんて無理。

そこで僕が提案したいのが、周回コースです。

1〜2キロ毎の周回コースを設定し、そこをグルグルと回るレースにします。

分かりやすい例といえば、先日ウィーンで行われたINEOS1:59。非公式ながら2時間切りを果たしたキプチョゲ選手の走りに全世界のマラソンファンが注目しましたね。

あの周回コースは公園を使用したものでした。

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(画像:ineos159challenge.comより)

しかし、日本で随時開催をするなら、公園のコースでは盛り上がりません。Twitterで前回のNIKEのBREAKING2の時のようなサーキットでという案もありましたが、それもアクセスが悪すぎて人は集まらないでしょう。では身近で盛り上がる場所・・それが商店街です。

日本各地の商店街と提携し、商店街内の周回コースを設定するのです。

商店街の周回コースなら、都市型マラソンのように何千人規模のボランティアや大掛かりな交通規制をする必要がありません。恐らくですが、運営費用も、億はかかっている都市型と比べれば100分の1以下で済むでしょう。

そして商店街は大体が駅前にあります。アクセスが良く人が集まりやすい。いつも何気なく通っている商店街に、ある日スピードのある選手が駆け抜けたら・・お祭りのような盛り上がりが期待できます。

応援する側も、一般のマラソン大会のようにあちこち移動する必要はなく、固定の場所でずっと応援ができますし、合間に近くで買い物をしてもいい。

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今、郊外型ショッピングモールが増えたために、商店街に人が集まらずシャッター街化しているという話もよく聞きますが、この案が実現できれば、大きな起爆剤になる可能性があります。

そこを有名選手が走れば、その商店街が全国的、下手したら世界に注目されるのが最大のメリットです。日本の商店街の風景は、世界的にも魅力的に見えるはずです。アーケードの下を駆け抜けたら面白そうではありませんか?

この商店街レースを全国行脚するような形で、各地の商店街で行います。そして、前回の記事にありました、階級毎のレースとするのです。

SSクラス 2時間15分未満
Sクラス 2時間15分〜2時間30分未満
Aクラス 2時間30分〜2時間45分未満
Bクラス 2時間45分〜3時間00分未満
Cクラス 3時間00分〜3時間15分未満
Dクラス 3時間15分〜3時間30分未満
Eクラス 3時間30分〜3時間45分未満
Fクラス 3時間45分〜4時間00分未満
(男子の場合。女子はプラス15分で計算)

段取りとしては、まずはSSクラスのレースを1回行います。すると当然注目度が集まり、またSクラス以下のランナーも同じコースを走りたいと思うでしょう。後日、1日に3レースほど設定します。

SSクラスはスポンサーも付くでしょうから、そこから出場料や賞金を出し、Sクラス以下は参加費を徴収して運営費に充てるイメージです。

具体的なイメージとして、以下にて想定モデルを紹介してみます。

【想定モデル】
場所:福岡県北九州市 黒崎商店街 周回コース
日程:SS・Sクラス 5月10日(日)
A〜Cクラス 8月1日(土) / D〜Fクラス 8月2日(日)
参加費:SS・Sクラス▶無料 A〜Fクラス▶5,000円
定員:各クラス200名

※あくまで僕の妄想であり、黒崎商店街が同意しているわけではありません(笑)

ちなみに黒崎商店街は道路が放射状に伸びており、面白いコース設定ができそうですよ。

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(画像:muji.netより)


今回はコースについての提案でした。しかし仕掛けはこれだけではありません。

更に様々な面からエンタメ化・システム化をし、お金を集めるアイディアがあります。これはvol.3、vol.4にて発表します。




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