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#多様性を考える【キャリコンサロン編集部】

キャリコンサロン編集部からの、今週のお題は「多様性を考える」

■多様性とは?

『ウィキペディア(Wikipedia)』によれば、多様性(たようせい、: diversity)とは、幅広く性質の異なる群が存在すること。性質に類似性のある群が形成される点が特徴で、単純に「いろいろある」こととは異なる。

英語の多様性"diversity"の語源は、ラテン語ではdiverstiasに求められ、この言葉は、最初には、一致可能なものに反すること、矛盾、対立、不一致、といった消極的な意味を有したが、第二義的に、相違、多様、様々な形になる、という意味も併せ持っていた。

17世紀になって、消極的な意味が失われ、現在のニュアンスになったとされている。また、diversityとは、相異なる要素を有する、もしくはそれから構成される状態であり、そこから更に、異なったタイプの人々をあるグループや組織に包摂すること、とされている。

■多様性を受け入れるということ

我々が住む地球上には、様々な国々、人種、文化、習慣、考え方、宗教などが存在します。そして、同じ国の中でも、当然のことながら、総てが同じではありません。また同じ日本人でも、ひとりひとり異なります。

お互いが、その多用性(それぞれの違い)を認めて、素直に受け入れることができれば、戦争はもちろん、様々な争いは無くなるのではないでしょうか?

「日本人は・・・」「アメリカ人は・・・」「中国人だから・・・」というような、ひとくくりで表現することがあります。これは、やはり改めないといけないかなと自省の気持ちです。

■我が家の場合

妻が国際交流の仕事をしている関係で、昔から、多くの外国人ホームステイで受け入れしています。アメリカ人が最も多く、ついで、カナダセルビアオーストラリア中国マレーシアなどからです。

先月も、韓国人の親子を2週間ほど、受け入れしました。ホームステイは、短い場合は、数日ですが、長い場合は、数か月のこともあります。一緒に過ごすことで、様々な多様性を体験することができます。

そのような環境だったことも有り、二人の娘も、高校生の時に、それぞれアメリカとカナダに1年間留学を経験しました。そして、長女はアメリカ人と結婚し、シアトルに住み、二人の孫もできました。二人の孫は、ハーフのため、今は、日本の国籍とアメリカの国籍を持っています。将来、この二人がどんな人生を歩んでいくのか、楽しみでもあり、心配でもあります。

■最後に

2011年、仙台で東日本大震災を体験しました。幸い、私は無事でしたが、多くの方が亡くなりました。そして多くの方が、救助もされました。一人でも多くの命を助けるために、世界中から救援隊が駆け付けてきてくれたのです。

しかしながら、現在、ロシアとウクライナの間では戦争が行われ、多くの命が奪われています。同じ人間の命が、いとも簡単に失われているのです。

世界中の人々が、お互いの多様性を認め合い、平和な世界になることを願っています。






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