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世界一のトラック?

東京に引っ越してきてから、まもなく2年が経過しようとしています。

阿見アスリートクラブとしての東京での活動として、昨年始めたDREAM陸上教室も一年が経ち、とても良い雰囲気でトレーニングできるようになってきました。

そんなDREAMも月に何度か使わせていただいている織田フィールドについてのお話です。

代々木公園陸上競技場(通称織田フィールド)
東京の渋谷にある、代々木公園内にドシンと構える陸上競技場です。

東京のランナーであれば知らない人はいないくらいの聖地をここ一年、練習会等で使わせていただいております。

今更感はあるかも知れませんが、僕がそうだったようにあの驚異的な光景を知らない人のために少しだけでも伝えることができたらなと思っております。

まず感動した3つのワケ

①人の多さ

こんなに多い人口密度の競技場は僕が知っている限り世界中どこにもありません。一番混雑している時間はレーンに一度入ったら出るのに相当な集中力が必要になります。ただ走るだけではなかなか養うことのできない能力がつきます笑
400m8レーンのトラック上にあれだけの人数がいながら、事故もほとんどなく全員のトレーニングが成立していることが奇跡なのではないかと思ってしまうくらいです。

②開放日

公式によると無料開放日は
第1日曜日、第3土曜日、毎週水曜日及び毎週火・金・土曜日の夜間、及び団体が利用していない時間帯。
となっています。地方の陸上競技場では無料で使用できる競技場はたまにありますが、東京都心部で無料開放日があり、しかもナイター設備も整っている場所は稀ですね。

③幅広いランナーの年齢層

ちびっこたちから、おじいちゃんおばあちゃん世代まで、あらゆる年齢層、あらゆるレベルのランナーが使用していた事。
いままで僕は陸上競技場はある程度専門性がない人間は入りづらい場所だと思っていました。しかし織田フィールドにそんな雰囲気は感じませんでした。以前海外にトレーニングで行ってきた頃、近所のおじいちゃんと一緒にウォーミングアップをしてトラック練習に入る、あのアットホームな感じがとても好きで、それに近いものをここでも感じています。しかもそういう人たちでごった返しているのだからさらにすごい笑

なぜ使いたい?

雰囲気も人の多さもそうでしたが、チームやグループの多さにも驚きました。
数えた事はないけれど、沢山のチームがそれぞれの練習をしているので、さあこれから走ってみよう!と思うランナーでもそれぞれのレベルや熱量に合わせ自分が楽しめるチームを探すことができるのではないかと思います。
個人で走る選手も多いですが、あれだけの人たちが走っているので同じくらいのスピードで走っているランナーもすぐ見つかり、共に練習している感覚になり、1人で競技場に行き追い込むよりも、そういう切磋琢磨する相手が見つかるのは魅力
とりあえず織田にいってみて、あんなチームがあるんだなあ。とか、発見がありそうで走るのを一緒に楽しむ仲間を見つけやすいためリピーターも多いように思います。

それと、大まかなルールはありますが、明確に記されているわけではないので最初こんな大人数で走ることに違和感を感じていた僕も、何度も行っているうちに素晴らしい連携プレー、何名かの先導している方や声をかけながら走っている人たちに目がいくようになり、それはもう芸術の域に達しているて驚きました。
使い慣れた方々が、新規で使い始める僕たちのようなランナーを快く迎え入れてくれているし、声もかけてくれて走ってるうちにだんだんルールがわかってくるのがありがたく、本当に心強かったんです。
あ、僕も使って良いんだって思えた瞬間でした。

いつも練習会の後に渋谷駅まで歩く。その道のりの途中、必ず夜ご飯を食べながらおしゃべりをする。
多くのランナーが練習の後にその足で、友人と食卓で美味しい料理を囲む事は幸せで、パフォーマンスのレベルに関係なく、良い汗をかいた後に美味しい飯を食う事を嫌がる人間など存在しない。はず。笑

あの10分の道のりで「今日は何食うかー!」って言いながら歩く時間がとても幸せに感じ、癖になる。

今では使いやすい場所としてリピーターになっているのでこれからもルールを守って楽しく織田フィールドで走ろうと思います。
世界一!と思える瞬間がとても多い素晴らしい場所だと思います!

The今更でしたが、改めて自分の口からおすすめと言えてよかったです。

と、いうわけで早速今日も今から織田で練習行ってきまーす!

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