お気に入りのランニングソングは何ですか?
今回は「音楽」について。
定番のランニングソングといえば
マラソン大会でよく流れている曲といえば、みなさんはどの曲を思い浮かべますか?
定番中の定番といえば、爆風スランプの「Runner」
終盤あたりのキツイ所でよく流れる、ZARDの「負けないで」
フィニッシュ近くなると、加山雄三さんと谷村新司さんの「サライ」が流れてくる感じがします。
どれも毎年夏に放送しているテレビ番組のマラソン企画内で流れている曲ですね。
他にも、Qちゃんこと高橋尚子さんが2000年のシドニーオリンピックの女子マラソンで金メダルを獲られた時によく聴いていたという hitomi の「LOVE 2000」
メイナード・ファーガソンの「Gonna fly now」、いわゆる「映画『ロッキー』のテーマ曲」が思い浮かぶ方もいらっしゃることでしょう。
他にも「この曲を聴くとマラソンを思い出す」という曲があるランナーの方は多いのではないでしょうか。
マラソンはただでさえ、キツく、ツラい競技。その中で苦しさを和らげ、走る気持ちを高めてくれる音楽はランナーの強い味方となります。
マラソン、ランニングと音楽というのは強く結びつきやすいものなのです。
音楽でスタート前のテンションを高める
いろんなスポーツの大会、イベントの会場で BGM は流れており、当然、陸上競技の大会でも BGM が流れています。
そして、良い音楽は選手たちだけでなく、観客のにスタートまでのテンションを高めてくれる役目も果たします。
このことを身近に感じられたのが、2019年6月9日に開催された『オトナのタイムトライアル』というイベント。
「5000m の記録会」というと陸上部の学生や実業団ランナーのための大会というイメージですが、この『オトナのタイムトライアル』は初心者ランナーから5000m・14分台のランナーまで幅広いランナーが参加するイベントです。
その大会では、スタートブロックに並んでスタートするまでの曲が固定されていて、スタート直前に曲が終わって会場を静寂がつつみ、スタートの号砲が鳴って走り出すという流れが決まっていました。
曲とともにテンションが高まっていき、スタートラインで最高潮に達し、一瞬の静寂の中、ピークに達した瞬間に号砲が鳴って解き放たれる、という気持ちが今でも蘇ります。
このスタート前の曲について、主催の方の note で詳しく書かれています。
「世界陸上の 10000m を再現したかった」とあり、改めて走った時の興奮が蘇ってきました。
そして、もう1曲。
私がスタート直後に聴いて「さぁ、行ってくるぞ!」というテンションが高まる曲が KEYTALKの「Oh! En! Ka!」
2017年から熊本城マラソンの公式テーマソングになっている曲です。
こちらは今年の熊本城マラソン2020で優勝された河野さんの RunTube 動画。スタートの号砲が鳴って曲がかかるのがわかります。
激しい雨風でとてもツラい大会でしたが、「Oh! En! Ka!」を聴くとフィニッシュした時の達成感が蘇ってきます。
普段の練習の際、安全の観点から走る時には音楽を聴かないのですが、あらためて音楽が与えてくれる力を認識し、自分なりのお気に入りのランニングソングを集めてみようかなと思いました。
今の世界中の厳しい事態が終息し、再びマラソン大会が開催されるまでに、お気に入りの曲を決めてトレーニングに励み、音楽とともに楽しく走り抜けられるようになりたいと思います。
これからも健康維持のために走りながら、読んでくださった方も走りたくなる note を書いていきます。ぜひフォローして一緒に走っていきましょう!