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ロシアを巡るインドとチャイナの攻防と神話で読み解くインテリジェンス〜あるビジョンについてと御代の夜明け前〜

皆さん、こんにちは。ルーンの裏側へようこそ。今日は、エキブロでもnoteでも書ききれなかったことを書いていこうと思います。
9月9日で、G20が開催されましたね。インドが議長国で、ニューデリーで行われたことは、時代の「次世代」感がありますね。

ロシアとチャイナが出席しなかったことも、もう世界は台湾有事後を見据えていると感じます。


【G20のテーマは「一つの地球、一つの家族、一つの未来(One Earth, One Family, One Future)」】

今回のG20のテーマは、「一つの地球、一つの家族、一つの未来」でした。今後の食料安全保障、気候変動、世界経済、エネルギー、保健、デジタルが議題にあげられました。

このテーマを聞いて思ったのが、これからの時代って「多様化の意識」から「世界を統一する意識」に向かってるなと思いましたね。
で、ホロスコープで今回のG20について、読み解いてみました。

場所はニューデリー、時刻は不明とした

第8ハウスの海王星魚座、第10ハウスの天王星牡牛座、第6ハウスには冥王星山羊座が第7ハウスの水瓶座にまたいで、ミニトラインを描いています。
いずれも、全て逆行だから、滞りは感じますね。第6ハウスと第7ハウスの冥王星山羊座は、天王星牡牛座に調和していることから、古い時代の構造だったり、仕組みだったりを頑固に続けようとしているんだけれど、徐々に第7ハウスの冥王星水瓶座へと移行しようとする来年への予感を残し、新しい仕組みや方法を考えていかなきゃいけないという流れの中にはあります。

そして、ミニトラインの頂点にあるのが、海王星魚座なのも特徴的です。

今年の海王星魚座の逆行は、2023年7月1日から12月6日にかけて起こります。気持ちが曖昧になって、中々決断できないといわれています。天王星牡牛座と冥王星山羊座の融合は、「変わらないといけないことへの恐れ」がよく現れていると思います
日本だったら、そろそろ、平成の延長線である昭和の時代を終わらせる段階に来ているけれど、悪い言い方をすれば、「利権の旨味を、残したい」
いい言い方をすれば「何とか、自分のことを護らないといけない危機感」に満ちていると言えるでしょう。

・インドがバーラトへ国名変更?

さて、そのような世界の停滞感を感じさせる中で、一石を投じたのが、インドです。
インドは、G20で、今後「バーラト(インドの発音だとバハラットだそう)」と名乗ることを発表しました。

よく現れているのが、第12ハウス月蟹座でしょう。見えないところで、郷愁と深い共感と静かなインパクトを与えることを示唆しています。

バラタ族の偉大な物語=マハーバラタでは、賢者によって神々に呪いが掛けられることがしばしばある…。その呪いが発動するのは、思いもかけない時で…。何かそんな予感を感じませんか?

名称変更の表向きの理由は、イギリスの植民地時代の払拭であるとも言われていますが、元々インドの憲法でも国名については、「インド、すなわちバーラト(バハラット)」と明記していて、国内ではよく使われてるとのこと。国際会議では、これまで「インド」を使ってきたと言います。

いずれ、モディ首相率いる与党が憲法改正案を議会に提出するという報道もあるそう。これについては、少し後半の記事で触れます。

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