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3月25日の半影月食を占う〜影の物語が動き出す〜少し怖い話

皆様、こんにちは。ルーンの裏側へようこそ。本日は、「隠れた物語」をテーマに、エキブロでは書けなかったことを公表いたします。
あくまでも、占いから得られた一つの結論として、お楽しみいただければ幸いです。

まずは、3月25日に起こった半影月食からホロスコープを読み解きます。半影月食は、地球の太陽が遮られる黒い影、本影よりも薄い影の部分で起こる月食のことを示します。スピリチュアル的に解釈すると、陰陽の両面を表し、月の陰の部分を陽の部分が照らし出すそうです。
転じれば、隠されてきたことが垣間見えてしまう。ふっと力が抜けて、解放されると言えるかもしれません。



半影月食 場所は東京、蝕の最大は日本時間16:12に設定

【2024年3月25日の半影月食を読み解く】


今回の蝕は、第1ハウス天秤座の満月で起こりました。第1ハウスの月は、「素直な感情表現」=「本音」と解釈でき、天秤座は調和、共生、バランスを表します。そこから、第7ハウスの太陽牡羊座が緊張感を持ちます。第7ハウスの太陽は、「自分らしくいられること」「対等な関係であること」牡羊座が入ることで、率直で素直な関係を望むことになります。

同じハウスには海王星と金星の魚座。恋愛至上主義、イケメン、美女好き。いつまでも恋人気分?いっとき、DINKSなんて流行りましたね。

そこに月天秤座と太陽牡羊座が割り込んでお互いの本音に向き合うことになります。月天秤座は酩酊と境目を無くす海王星魚座とも対立。相手を尊重するけれど、自分も認めてほしい。太陽牡羊座で、もっと率直に相手の気持ちを引き出そうとしています。

・第5ハウスの冥王星水瓶座が縁を変える予兆


さらに、月天秤座は、第5ハウス冥王星と調和、太陽牡羊座とも融合しています、恋愛や娯楽の面で今までとはガラッと違った自らの側面を発見し、恋愛であれば相手に極端に尽くし振り回されたり、人生が変わってしまうこと表します。さらに、冥王星と水瓶座の組み合わせは、「まだ見ぬ真実を暴いてしまう」=相手の本質を見抜いて、一気に思いが変わる。(燃え上がる、冷めるどちらも)と取れます。ドラマチックな縁の変わり方をする人も出てくる予感。(人に限らず、場所やモノ、思い出や記憶、トラウマも含めて)

エーリッヒフロムは、「愛するということ」の著書で、「人は(とくに現代人は)愛されることを望むけれど、相手を愛することには目が向いていない」とし「愛することは能動的な行為で、絶え間ない自己の研鑽である」と解きました。

・恋愛至上主義ドラマの終焉?!メディアと政府の見せたい世界が終わる


第7ハウスの太陽牡羊座と第1ハウスの月天秤座が示す現実感は、何だか、メディアが提供してくれた恋愛至上主義的なもの、キラキラしたものの影響が終わるかもと思った次第。
海王星や金星の魚座がが魅せてきた「綺麗だけれど現実感のない愛され◯◯」というものを、一方的に与えてきたメディアの終焉であるのかもしれませんね。
(もっと、身震いのするような、生きている感覚がするようなドラマを見せろ!と神様、ご所望?)

昨今、政府にしろ、メディアにしろ結婚や恋愛も多様性にシフトして流行らせようとしているけれど、上手く言っていないのは、「裏にある本音を見ることができるようになったから」「綺麗事は見透かされる時代になったから」と言えます。

そもそも、多様性とは「みんな違ってみんないい」じゃなくて「皆違って、どうでもいい」が本音で、究極の「無の境地」ですからね。

*余談


太陽や月の蝕を、太古の頃は不吉なものとしていたけれど、為政者にとっては、「民に見せられなかったことを見られる怖さ」「神域を侵される不吉さ」を無意識に感じていたからかもしれませんね。

SNSの時代、ネットの時代が主流になってから大手メディアが報道しないことを可視化出来るようになったことは、まさに「人間界の蝕」そのものと言えるかも?

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