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2021年もよろしくお願い申し上げます

今年1年をひとことで言うなら『変化』と『感謝』

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2020年はコロナもあったし…コロナになったからこそ、自分自身も会社も変化できた1年だったなと思っています。

思い返すと、業績は悪かったけれど、なんだかんだでとても良い1年でした。

自分が大切にしている「気づき・きっかけ」が多く、『自分一人じゃ何もできない』と深く気づき、また感謝を深める1年でもありました。

RUNBRIDGEはスポーツ合宿をメインの事業としていました。そんな中で、3月にコロナ。めちゃくちゃ打撃を受けました。

「スポーツ合宿」を提供してお金をいただいていたけれど、その価値を提供できる機会の多くを失われたわけです。

合宿って、なくなるんじゃないかって思ったんですよ。

だからこそ『合宿の価値とは何か』を再考できたし、
「スポーツってどんな力がある?」「スポーツの価値はなに?」「だから、自分たちに何ができる?」と深く考えることができました。

事業存続のためには、新しいことをしながらお金を生みんでいかない。
そんな中で、仲間と試行錯誤しながら一緒に生み出せたのが、自治体に対してのコンサルティングやアスリートの広報支援、ホッケー協会での特命の仕事などです。

この1年の仕事って、本当に僕一人で全て完結できる仕事じゃなかった。
本当に仲間や支えてくださるつながりに感謝しています。

頼もしい仲間の存在

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実は、RUNBRIDGE  は今年で創業6年目なのですが、恥ずかしながら僕の経営者としての力不足で、去年はオリジナル社員は僕1人だったんです。

コロナが蔓延する前に2名の社員、10月から2人のサポートメンバーが手助けしてくれたおかげで、RUNBRIDGE で新たな価値を生み出し、新しい事業を推進できたと感じています。

コロナ前に2人の社員は正社員として一緒に働くことが決まっていたわけですが、就職早々前年の事業が95%減!!という会社に入社してしまって、とても不安があったのではと思います。

そんな不安な状況の中でも弱気になることなく、精神的にも実務的にも助けてもらったと感じています。

2人にはスポーツ合宿の中で亨輔にはチームに合宿へ行ってもらったりとか、対:顧客のことを藤原さんにはサプライヤーをどのようにまとめて地域と一緒に推進していくか、対:地域に対してのアプローチをしてもらおうと思っていました。

結果としてスポーツ合宿は減少してしまったのですが、2人とも求めていたことはもちろんやっているけれども、それ以上に横展開できるノウハウを持っていて、新たな取り組みにつなげてくれました。

他にも、亨輔は本当に愚直に仕事をする姿勢が安心できる存在でもあります。オンオフのメリハリもありますし、苦手な仕事も最後までやり遂げてくれますね。

例えば、Go Toトラベルの仕事も作業が果てしなくめんどくさいんですよ。どう考えても亨輔の得意な仕事ではない(笑)。
それでも、ブーブーいいながらしっかり細かくやるんですよ。

好きな仕事をやるのは、まあ誰でもできると思うんですけど、モチベーションが上がらない仕事をやり切るってすごいですよ。

彼に任せたら、きちんとやり切ってくれるっていう安心感がありますね。

藤原さんは0→1を作るのがすごいことは分かっていたんですが、一緒に働いてみて妄想・創造が得意なだけでなく、ロジカルで頭がいい。
柔らかさと、硬さ、両方の思考を使いこなせるところが本当にすごいです。

新しい発想や、クリエイティブな思考でお客様だけでなく、僕の思いを形にしてくれますし、一方で僕が気づかない盲点をロジカルに補完してくれたり。

本当に、2人には感謝感謝です。

思いは一緒

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少し社内の話に偏ってしまいましたが、一人じゃ何もできないっていうのは社内のメンバーだけでなく、顧客様や今まで一緒に仕事をしてきたサプライヤーの方達の存在もそうです。

前から地域の人たちと一緒に仕事をすることで、できることが広がるよねって、言ってましたけどより地域の方の存在の大きさを実感した1年でした。

実際に会う機会は減ってしまいましたが、つながってる人たちに対して思ったことでいうと、「みんな思いは一緒だ」ということが僕を強くしてくれたと感じています。

僕は今まで、いろんな合宿地に行っていたわけですよ。
そこで記憶に残っているのは、初めて現地に行った時に、会ったことがない人たちが、例えばご飯作ってくれている人たちとかフロントの方達、僕が関わらないであろう人までが、僕の名前を知ってくれていることが多くて。

『余吾さん今日はきてくれてありがとうございます。』って、初めて会った街のヒトとかが言ってくれたりするんです。

僕ら特にサービス業だし、’ヒト’が最も大切になるわけです。
現地に足を運んだ時に、地域や実務をしている方が、僕の名前を呼んでくれる。

これって、僕が直接仲良くさせていただいている、例えば旅館の支配人とか、地域の窓口の方達が、役割とか垣根を超えてヒトを大切にすることが根付いている人たちなんだと思うんです。

ありがたいことに、そう言うことを思い・考えている人と、僕は仕事してるんじゃないかなと思っています。自分を今まで、知ろうとか覚えようとしてくれる人がたくさんいたから、みんなもそう思ってくれているだろうと思っています。

そんな関係性や信頼感があったからこそ、僕が一緒に働くメンバーや、今までの関わった方達のことを今回のコロナで考えたように、きっと今まで一緒に仕事をした人もRUNBRIDGE のことを考えてくれていたんじゃないかなと思います。

みんな思いは同じ、頑張るぞって、つながりの実感が僕を強くしてくれた1年でした。 

周りの人に恵まれています。今までずっと。ありがたいです。

そして、これから

コロナで大変だったよねっていうのはみんなの共通認識だし、来年も続く可能性が高いわけですが、それでもやっぱり
『スポーツでないとできないこと』ってあると思っています。

単純に寝て食べて、活動するみたいな、生活に必要な一部ではないんですけど、僕の中ではスポーツというのは人生を良い方向に導く「気づき・きっかけ」をくれるひとさじだと思っています。

例えば、何気ない日常の中でスポーツを中継でをみて、「真央ちゃんすごい!」とか自分が感化される瞬間をくれたり、実際にスポーツをすることで、心身が健康になったりとか、ストレス発散とかいろんな側面があるじゃないですか。

生活に必須ではないけど、必要なひとさじ。

スポーツっていろんな力があるから、それを地域の人たちにスポーツを通じて還元していきたいなという思いはますます強まっています。

来年はもっともっといろんな地域で事業をやっていきたいし、今お付き合いあるつながりのある地域にはもっともっと地域にあるものを生かしながら魅力を広げていきたいなと思います。

来年は、もっともっとスポーツが身近な1年になるといいな。
そうできるように、来年も「変化」と「感謝」できますように。

代表取締役
余吾 由太


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