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14万円の電動自転車があるのに歩いて保育園に迎えに行く本当の理由

我が家には最近買った電動自転車があります。
5女の妊娠をきっかけに、それまで13年間使用していた自転車をやめ、パナソニック製の電動自転車に乗り換えました。
もちろん使用するのは妻で、私は普通の自転車に乗っています。
育休中の保育園への送り迎えは私の仕事ですので、電動自転車で送迎を行います。
そんな状況ではありますが、時間のある時は、歩いてお迎えに行く様にしています。
何故なのか?今日はそんなお話です。



・効率を求めない事に意味がある

電動自転車を使用すれば早く、簡単に送迎ができますよね。とても効率がいいです。
でも電動自転車を使わない事で、実は他に良いこともあるんです。

・効率とは何か?

効率とは、投入されたリソース(時間、労力、資源など)に対して、得られた成果や出力の割合や比率を表す指標です。つまり、より少ないリソースを使ってより多くの成果を得ることができるかどうかを評価するための概念です。

・リソースを考える

「保育園に娘を迎えに行く」という目的を達成する為には幾つかのリソースを投入します。「時間」「体力」「気力」などです。
時間:家から保育園までに往復する時間。
体力:家から保育園までいき、子供を連れて帰るのに消耗する体力。
気力:子供を無事に家まで送迎する為に使う気力。

・ツールを使用することによる効果

ツール(電動自転車)を使用することで「時間」「体力」「気力」のいずれも少なくてすみます。
電動自転車を使用した方が歩きより、早く保育園まで着きますし帰れます。
電動自転車を使用した方が歩きより、抱っこをせがまれず疲れないです。
電動自転車を使用した方が歩きより、急な飛び出しに気を張らなくてもすみます。

結果として電動自転車を使用することで多くのリソースを削減でき、効率よく目的を達成できます。

・効率が良くないからといって悪い訳ではない。

さて、電動自転車は保育園の送迎において効率良く目的を達成できる道具であることは間違いないですね。
では、電動自転車を使わないで歩いて保育園まで迎えに行く事を考えてみます。
・保育園に着くまでに時間がかかります。
・途中で抱っこをせがまれたり、ずっと手を引っ張られたりして疲弊します。
・車や自転車に気をつけたりしなくてはいけません。


でも待って下さい。それって悪い事ですか?


・保育園まで時間がかかる。
→頭の整理、心のリフレッシュの時間として使える。子供と近くで過ごす時間が増える。会話が増える。

・体力が減って疲れる
→子供の力強さ、成長を感じられる。子供の要望に応えることができる。子供が楽しむ事ができる。

・周りに注意をしなくてはいけなくて気疲れする
→注意するべきところを教えてあげられる。子供が何に興味があり、どうゆう行動をするのか理解することができる。道端の小さな変化にも気づく事ができる。

どうでしょうか?
確かに効率は下がりましたが、悪いことばかりだったでしょうか?
私はそうは思いません。
歩いて迎えに行く事で多くの良い事を得られると考えています。

・父が思う事

電動自転車は、起きるのが遅い我が家にとっては無くてはならないものになります。
大変便利であることは間違いないです。
でも少し考え方を変えて、効率性から離れると色んな良いことがあったりします。
メールをやめて手紙にしたら、相手を思う時間が楽しくなった。
Amazonをやめて、近くのお店に買い物に行ったら店員さんと面白い会話があった。
車をやめて歩いて行ったら、素敵なお店を発見した。
そういった事が、大切だったりするんです人生においては。
今は娘と手を繋いで帰ることができる幸せを十分に堪能しています。

・最後に

今回のお話をするきっかけになった記事があるので下にリンクを張っておきます。

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