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僕は君たちに武器を配りたい まとめ

勉強が『コモディティ化』していることに気付け!

今では医学生や法学生が『ワーキングプア』になりつつある。

勉強をすれば一生安泰、資格を取得すれば安泰という言葉が今では世間に広く伝わっている。この影響で、最近は勉強ブームが広がっている。

しかし、このような職種の人が増え過ぎていて『コモディティ化』しているのだ。
コモディティ化とは、一般化のことである。詳しくは、

(市場投入時には高付加価値の製品やサービスと認識されていたものが、市場が活性した結果、他社が参入しユーザーにとって機能や品質などで差がなくなってしまうことである。)

という事である。

ここで再確認して欲しいのは、勉強ブームが巻き起こる事で儲かる人がいるということだ。そうなってしまうと、難関大学や資格の取得者の価値は下がる一方だ。

なら、何になればいいのだろうか?

それは、【スペシャリティ】だ。

しかし、難しく考えなくてもいい。ニッチな世界でスペシャリティになればいいのだ。

でも、そこでも問題はある。『ただの』スペシャリティになるだけではダメだ。スペシャリティでも、

1トレーダー(商品を遠くに運んで売ることができる人)
2エキスパート(自分の専門性を高めて、高いスキルによって仕事をする人)

になってはいけない。1はインターネットやグローバル社会の普及によって誰でもできるようになった。2は勉強のコモディティ化によりできる人が増えすぎた。

そうなれば何になればいいのか?それは

3マーケター(商品に付加価値をつけて、市場に合わせて売ることができる人)

4イノベーター(全く新しい仕組みをイノベーションできる人)

5リーダー(自分が起業家となり、みんなをマネージ(管理)してリーダーおして行動する人

6投資家(投資家として市場に参加している人)

である。これは今学べる学校の勉強だけでは、どうすることもできない事だ。

しかし、医学や法学の勉強が意味がないと言っているわけではない。医者になる、弁護士になるとだけを考え、それになることが出来れば一生安泰という考え方がダメなのだ。もちろん、医学や法学で得た知識で、上記の3〜6に書いたことをすれば当然、前者だけを考えている人よりも一生安泰に近づけるだろう。

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