【関門失格】イケおじとサボリ豚(僕)のお散歩【100kmマラソン】
これは以前に書いたONTANE100より前、4月に実施された渥美半島ネイチャーランというレースレポートです。
愛知県の渥美半島をぐるっと1周するウルトラマラソンです。制限時間は14時間。多分よくある感じです。
レポートはこれ以降から
2023年11月に初フルマラソン(4時間15分)で完走し、サブ4すら達成できていないのに調子に乗ってエントリーした100kmマラソンがこのレース。
フルマラソンの2.5倍くらい⇒4時間15分の2.5倍⇒10時間30分くらい
制限時間は14時間?余裕やん^^
エントリーしました!(体重88kgのバカ)
そのあと捻挫でうだうだしていたため、フルマラソン以降、4月末のこの大会までで走った最長距離23km!走った距離300km!(約4ヶ月)
不安が当日が近づくにつれて湧き上がってきます。でも怪我でもないのに棄権は選択肢にない。
14時間以内だったらキロ8分だし、、余裕だろ!と虚勢でネガティブを殺し出場☠
この100km部門完走率30%前後です(笑)
地獄の始まり^^
まずこの大会、私は50kmで関門失格です。
ONTAKE100後に振り返って思うことは、来年ONTAKE100は完走できるように練習で持っていけそう。
だけどこのレースは来年も完走まで行ける自信はない。という感じ。
このレース制限時間14時間なのに最初の50kmで4つ山を越えなければならないんです。
しかも斜面はONTAKE100より急で狭い、、
それで制限時間は14時間です。
後半50kmは砂浜やロードが中心に戻るらしいんですが、失格なのでわかりません。
たまに登山をしていたもののここまで山が多いとは、、
それでも上り以外は走るように頑張りました
意外と良い感じでしょ?
ここらへんくらいまでは山が多くてもけっこう走れたんです。
あれ?なんとかなる?って感じました。
しかしこの間にやらかしがあります。
それはダウンヒルで足を使い切ってしまったこと
他の選手は木をつかみながら慎重に降りている斜面もなんのこれしき!の気持ちでブルドーザーのようにくだっていきました。
最初の2つの山のくだりでどれだけの人を抜いたのかわかりません(笑)
その後全員にまた抜かれるんですけど、^^
3つ目の山をクリアしたところから、両太ももがなんかプルプルするようになってきました。
小さく足が吊ってます。しかも両足(笑)
くだりをブルドーザーのように走ったせいで、自分のふとももの耐久値を使い切ってしまったみたいです。
吊っていても平坦なロードであれば意外と走れる、と思っていましたが、それでも限界にちかく、歩きました
そんなときです。
50代くらいのおじさん「こんなところで止まるな、一緒に走ってやるから足を動かせ」
私(頭もまわらないくらい限界)「???はい、、」
ここから約12km間、おじさんが20代のデブを介護して走るイベントがスタート!
おじさん「長い間1人は暇で周りに若い姉ちゃんがいれば良かったけどいないからお前でいいわ」
豚「あい、、ハアハア、ずいません、」
おじさん「練習はどれくらい〜」
豚「これくらい〜ハアハア」
おじさん「アホか、サブ3達成したことある俺でも去年関門失格だぞ、そんな練習で」
豚「舐めてました、、」
おじさん「一緒に行ってやるから、とにかく離れるな」
豚「はい、、、(おじさんから離れないように、おじさんから離れないように)」
私は関門失格していますが、おじさんがいるのかいないのではタイムもレースの思い出も全く異なっていたと思います。
人と走ることで気持ちの落ち込みがとまり、足がすこし回復する。これを実感しました。
おじさん「若いときのイケてた話〜」
豚「かっけ〜、うらやましい〜」
おじさん・豚「ウナギ釣りのはなし〜」キャッキャッ//
キロ平均7分前後約1時間30分おじさんと常に話していました。
おじさん「ここで写真撮るのが1番きれいだ。待つからとまって写真を撮りな」
豚「はい、、(止まったら足動かない😭写真なんていらないよ😭😭)」
豚「撮りました、、(きれいに撮れてないけど撮りな直したくないよ、足がどんどん固まる、、)」
おじさん「去年は俺もここで撮影したんだ」
豚「そうなんですね、(ホントに良い人、、)」
なんやかんや4つ目の山まではいけました。
そして山(5km)を1時間程度でクリアすれば次の関門を突破できる
おじさん「行くぞ」
豚「すいません、ここまでです。」
豚「僕の両太ももじゃ同じスピードで山を登れないです、、」
おじさん「足をつるのは練習不足の証だぞ」
豚「はい、来年こそは練習します、」
おじさん「先行くからな」
豚「本当にありがとうございました。がんばってください、、」
おじさん本当にありがとうございました
ほんとに感謝してます。出てよかったと思いました。
名前、背番号を確認しておけばよかったと後悔しています。完走できたのか知りたかった、
そこからは最後の山は一人旅
1時間以内にクリアはできたのか?
できませんでした(泣)
両足踏ん張れないので、くだりは蟹さんみたいに横向きにならないとくだれませんでした。
一人になってなぜ両足吊ってずっとプルプルしているのに自分は山に入ったんだ?アホか?と考えながら、後ろ全員に抜かれる勢いで登山を堪能して、関門失格。
渥美半島ネイチャーマラソン、初のウルトラマラソンが終わりました。
山を下ったときにおじさんが失格した選手の中にいなかったことが良かったです。本当に
僕は関門て、ボランティアの方々に「お前はたくさん食べれそうだな食え!」と言われ、屋台くらいの量の焼きそばを3パック、おせんべいを大量に食べてバスで帰りました。
食欲なくなるくらいがんばれよ、、
最後に
このマラソン、エイドの食べ物めちゃくちゃ良いです。いちごもうまいし、ポトフもうまい。エイドに住みたいくらい充実してました。走った分のカロリーをペイするくらい食べました。
豚「来年は背伸びせずに70kmにしようかな、」
おじさん「70kmは山が3個なくなるんだぞ、辛さがなくなるレースに出るな、」
豚「はい、、😭」
来年もし出るなら100kmにでます。
おしまい
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