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【社員インタビュー】キャリアにもがき乗り越えて入社したRUN.EDGEでの新たな挑戦と成長|シーン#11 RECOROKUマーケティング 宍戸直也

RUN.EDGEの社員にインタビューをする「RUN.EDGEのはたらく『シーン』」。一人ひとりの社員の回答から、RUN.EDGEの社内の様子やメンバーの特性を知るきっかけになればうれしいです。今回は、RECOROKUビジネスチームでマーケティングとしてご活躍中の宍戸さんに答えていただきました。

宍戸 直也|Shishido Naoya
新卒でWEBメディアの運営を行うスタートアップへ入社。地元・長野県にUターン後、フリーペーパーの発行や企業のマーケ支援などを経て、洋菓子店のマーケターに。教育事業へ携わりたいという思いから2022年にRUN.EDGEにジョインし、RECOROKUのマーケティングを担当。



ーこれまでのキャリアを教えてください。

僕は学生時代、インターンで働いていた会社に新入社員として入社しました。スタートアップのかなりアーリー期の会社で、当時、社員は4人目でした。最初はインターンの期間を含め1年くらいはライターとして仕事をしていました。

その会社は社長が学生起業されて、年齢が僕と1つしか変わらない方でした。新卒採用は会社としても初めてというタイミングだったので、手探り状態でしたが、当時社長とどういう働き方をしていくか、という話をしたのを覚えています。
今でもすごく鮮明に覚えているのですが、「宍戸君、何やりたい?」と聞かれて、正直、社会人として仕事をしたこともなかったので困りましたが、「営業と広告どっちがやりたい?」という話になって。少し接客的な仕事に苦手意識があったこともあり、2つ返事くらいで広告でお願いしますと言ったのが始まりでした。

当時、メイン事業ではなかったものの、広告運用の代理店みたいなこともやっていたので、そこで広告について一から学び、おもしろいなと感じました。
予算管理も任せてもらえるようになったり、当時担当していた方が電通や博報堂のような大きい会社の方々だったりして、自分の中でも手ごたえを感じながら仕事をしていました。

自分がやったことが、やっぱり数字で見えるのでやりがいも感じましたし、なんか自分の性に合ってるなと感じていました。
当時からWebやIT系のサービスがすごく伸びていたこともあり、将来性も感じていましたし、徐々にそこからWebマーケティングの世界にキャリアを広げていった感じですね。

途中、結婚したのですが、翌年に子供が生まれることになって、妻が地元(長野)に帰りたいという話になりました。僕としては東京に残るつもりだったので色々話し合いましたが、当然妻の意見が採用されて(笑)、Uターンして地元のWeb系の会社に転職しました。
いざ地元の会社で働いてみると、都心とのギャップをすごく感じました。僕が伸びていたスタートアップで、割と大きい予算もいただいていたり、かなり裁量広く仕事も任せていただいていたことに対して、地方はまだITや広告の分野で、かなり遅れがありました。正直、やりたい仕事ができない感覚でした。

当時は、Facebookで近況報告をする文化があったので、都心で働く大学の同期や同世代の人を見ると、本来だったら、自分もこういう感じで仕事がしたかったな、みたいな劣等感を感じて、全然仕事が面白くないと感じる時期が結構長かったですね。3年ぐらい悶々としていました。

そんな時、県内では有名なお菓子のブランドがあったのですが、たまたま、その会社の代表の方とお話しする機会がありました。東京で活躍されていた方ですが、地方創生みたいなことを目指して、長野に戻ってきて、僕が出会う2、3年前に会社を立ち上げて、まさに伸ばしていくという時でした。
その方と話した時、地方と都心のギャップがありすぎてこのままじゃダメだみたいな感じで意気投合して、じゃあこれから実際にこんなことをやりたいみたいなビジョンも聞かせていただきました。
僕自身も今までWebサービスのマーケティングが中心だったので、新しく実際のプロダクトをマーケティングしていくことにも惹かれましたし、自分自身の状態を打破したい気持ちもすごく大きくあったので、ジョインさせていただくことに決めました。

実際、入ってみて、本当にマーケティングに関しては基本全部任せていただいて、結構好きなようにやらせていただいたので、徐々に改めて仕事の楽しさみたいなものを感じられるようになりました。
基本的にはwebマーケで、ECの販売、売り上げを伸ばすというのが1番のミッションだったのですが、当時、コロナ禍ということもあって、店舗に人呼んだり、イベントをすることができませんでした。そういった従来とは違う未知の環境下でも、数字を伸ばせているなという手ごたえは感じていました。
最終的に売り上げも劇的に増やせるぐらいまで成果が出せたので、やはり自分の自信に繋がりましたね。マーケティングって、基本、仮説を立てて、試して、を繰り返しますが、間違うことも多く、たまに正解が出るみたいな世界だと思うんですよね。そこで、大当たりを引けた時は単純に気持ちいいですし、達成感を感じます。

悶々としていた期間にも、トレンドに置いて行かれるのがすごく恐怖で、勉強はしていました。いつか、やりたいことができるだろうと思って、それを目標というか希望にしていた部分もあったので、その時のインプットがちゃんと生きたなというのも、当時は嬉しかったです。

ーRUN.EDGEに入社した決め手を教えてください。

お菓子の会社では、将来的にはここまで行きたいみたいな目標を共有されていたのですが、売上に対して製造が追いつかないという事態になりました。そこで、自分のパフォーマンスを発揮することができなくなってしまったこともあり、次のチャレンジをしたいなと思うようになりました。
その頃から、コロナ禍もあり、リモートワークが結構一般的になっていたんですね。その時に、長野にいながら、またあの新卒当時の会社のような温度感や熱量で仕事ができるんじゃないかと思い始めて、フルリモートで仕事ができる会社を探すことにしました。

RUN.EDGEはスカウトで知ったのですが、募集ページを見て、とても魅力的な会社だなと思ったことを覚えています。
正直、僕はスポーツにはあまり興味がなくて、どちらかというと教育事業のほうに興味がありました。
スタートアップということで、これまでの経歴から少し安定性などは気になりましたが、RUN.EDGEは設立の背景や福利厚生などはしっかりしている印象でしたし、IPOもかなり現実的に計画されているのも魅力でした。年齢的にも家族が転職を心配していた部分もあったのですが、そこは会社の土台がしっかりしているというところでカバーできました。

ー入社して驚いたことがあれば教えてください。

先ほどの話に繋がるのですが、会社の土台やガバナンス的な部分がしっかりしているのはびっくりしたというか、逆のカルチャーショックでした。これまで経験したスタートアップではここまでちゃんとしているところはなかったです。そういう意味でネガティブなカルチャーショックは特にはなかったですね。

面接で割と強く教育をやりたいと言った覚えがありますが、実際にメインで関わることになるのはRECOROKUというエンタープライズ向けのサービスでした。そこについては面接内でも説明を受けましたし、代表の小口さんからお話を伺って、将来性の高いプロダクトだと感じていたので、残念な気持ちなどはなかったです。

ーRUN.EDGEではどんなお仕事をしていますか?

今はRECOROKUのマーケティングとして、ひたすら仮説を立てて実証するためにどうすればよいか、という戦略を考えたりしています。最初はWebマーケティングが中心でしたが、最近は展示会のようなリアルイベントに出展していくスタイルにシフトしています。

入社してからこれまでも、RECOROKUというサービスを正に世に出していくというタイミングだったので、色々な施策にチャレンジしました。開発者の方にヒアリングをしたり、広告の文言を考えたり、プロダクトを活用したセミナーを企画したり。
Webマーケティングでは上手くいかなかったこともありますが、今後はリードの質を一定数確保していけるように、これまでの失敗の経験も生かしていけたらなと思っています。難しさはありますが、滅多に経験できることではないと思うので、やっぱりサービスのローンチに立ち会えたことは良かったです。

最近は、展示会で発信するメッセージや、展示会で接触できたお客様に、どういう課題があるのか整理して、サービスサイトに落とし込んだりもしています。
ガッツリ関わっている訳ではないですが、教育の方も、徐々にRECOROKUを使って事業改善していく方向にシフトしているので、レコロクが使える分野を逃さないためにも、教育の定例会に参加したりもしています。そういう意味で教育に少しでも関われているのは僕としても嬉しいです。

ー一番テンションが上がったお仕事やエピソードを教えてください。

プロダクトに対して、お客様が徐々に増えてきて、商談クロージングできました、契約をいただきました、みたいな報告があるとやっぱりものすごく嬉しいです。

個人的な成果はまだまだこれからだと思っているのですが、今、自分のマインドをちょっと変えている最中です。
所属チームはセールスメンバーも合せてビジネスチームという構成なのですが、これまではチーム内でも、役割分担を自分の中でしてしまっていた部分がありました。これはマーケティングの仕事、これはセールスの仕事、みたいな感じで。でも、そうではなく、もっとチーム全体でやらないといけないなという自覚がでてきました。
評価面談の際に指摘されたことでもあるのですが、自分で壁を作っている風に周りからは見えている部分もあるので、今は意識改革をしてもっとチームワークやコミュニケーションを大切にしてきたいと思っています。

ー所属チームはどのような雰囲気ですか?

基本はリモートワークでテキストベースの会話が多いので、チームのSlackは活発に動いている方だと思います。僕はチーム立ち上げ当初からジョインしましたが、その頃よりはメンバーも増えてきて、仲のいいチームです。
リモートだと雑談など、なかなかプライベートの話をする機会が少ないですが、オフラインでチームの飲み会なども開催したりして、徐々にみんなのキャラクターを認識し合ってきた感じはあります。チームを作っている段階でもあるので、これからも良い距離感でやっていけたらと思っています。

ー平均的な一日の業務スケジュールを教えてください。

僕はいつも大体5時から5時半ぐらいの間に起きて、天候次第ですが30分ぐらい散歩しています。基本はパソコンに向かう生活なので、意識的に動かないと、1日中家から1歩も出ないみたいなことになってしまうので(笑)。
仕事は6時くらいから始めています。ルーティーンみたいなものは特に決めていなくて、優先度の高いものから消化していく感じですね。
早く起きている分、夜はもう子供に合わせて8時半とか9時には寝ていますね。このライフスタイルは子供が生まれて大きく変わった部分です。

育児に関しては、特に担当はないけど、リモートワークの良さを活かして、保育園の送迎など行ける時は行くようにしています。
地方という土地柄、保育園にいくと、周りのお父さんは作業着を来ていたり、まさにこれから仕事に行きますみたいな格好で来られているんですよ。でも僕は結構ラフな服装で、髪とかも普段のままでふらっと行くし、基本家にいてパソコンに向かっているので、子供から「パパ仕事してないの?」と思われていたことがありました(笑)。保育園でもそう思われている雰囲気が一瞬出た時があったので、それからは色々整えてから行くようにはしています(笑)。やっぱりまだ地方では在宅で仕事をしているお父さんって凄く少ないですね。

ー休日はどんな風に過ごしていますか?

休日は基本的に家族で過ごしてます。県内にはたくさん観光地があるので、車でほぼ一日かけて出かけたりすることが多いです。子供たちが遊べる施設や妻が神社仏閣巡りが好きなので、神社に行ったりしています。
僕はどちらかというとインドアで、行きたい場所があまりないタイプなので、行先は結構、妻が主導権を持って決めることが多いです。大体、木曜日か金曜日くらいに行先について妻からプレゼンをされます(笑)。
僕は人とは狭く深く付き合うタイプで、独身時代は本当に仲の良い友達数人と頻繁に旅行に行ったりしていましたけど、お互い家庭を持ち始めるとやはり家族中心の生活になりましたね。

去年の夏、家族でディズニーシーに行きました。

ー今後、どんな仲間が増えると嬉しいですか?

前向きで、自分よりももっと目線が高い方だと良いなと思います。引っ張ってくれるというか。ただスキルがあるとかではなく、自分に影響を与えてくれるような、人として尊敬できる人ですかね。
僕が尊敬する人は、僕が持っている価値観や考え方を破ってくれる人です。僕自身プライドが高くて、利己的な考え方をしてしまうこともあるのですが、そういう部分を感情面でもロジック面でも説き伏せてくれるような人に会うと、この人すごいなと思います。

ーRUN.EDGEで今後挑戦してみたいことはどんなことですか?

今、RECOROKUのマーケティングに携わらせていただいているので、これからどんどん成果を出していきたいと思います。将来的には、マーケティング全部を統括してみれるようになりたいです。
マーケティングという言葉は概念的な要素が強くて、いろんな考え方や捉え方ができるものだと思っているので、その中身の範囲は広いけど、1つ1つは深いと思います。個人的には、もっと深く理解して専門家としてマーケターと呼ばれるようにはなっていきたいと思っています。


ー 宍戸さん、素敵なお話を聞かせていただきありがとうございました!


最後までお読みいただきありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう!
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