時代の変わりを感じながら缶を開けた

2019年4月30日。午後23時55分頃。名古屋のホテル。隣には眠気のピークが訪れた友達。テレビでは、新しい時代へのカウントダウン。缶を握りしめたまま、その時を迎える。3 2 1 令和になりましたの声に合わせて、令和に乾杯と2人で缶をかちりと合わせる。

1泊2日の友達との旅行は、時代の移り変わりをちょうど感じる時だった。出発日は平成、帰る日は令和。たまたまとは言えど、やっぱり時代の移り変わりに何か思い出に残ることができるって嬉しい。平成最後の日というストーリーや投稿がインスタにばんばん上がる中、私達も平成最後だから美味しいご飯たべよと言いながらお洒落なお店で晩ご飯を食べた。なんでも平成最後って言えばやれちゃう気がするよねなんて。

そして次の日は全部令和初という名前を付けながら。令和初の朝ごはん、令和初のおだんご、令和初のお参り。名古屋の三光稲荷神社。彼女との旅のテーマは、毎回インスタ映えを中心に考えているのでここもインスタでの検索から。

だってこのハートの絵馬が可愛かったのだもの。令和がいい年になるといいねと言いながら、願い事を書いた。令和初日からこんなに楽しい日が過ごせるなんて、きっといい時代になるねと言いながら。

それがどうした。ここまでの令和の思い出は某ウイルスに邪魔されている気がする。そりゃあいい事や楽しいこともたくさんあったけれど、こやつらの影響のが強い。あの日インスタ映えじゃんと言いながら、願った令和がいい時代になりますようにが今からでも叶いますように。 

ちなみに最近知ったけれど、携帯番号の初めの3桁が090なのはおじさん世代らしい。それをぎりぎり昭和生まれの彼が嬉しそうに聞いてきたけれど、平成8年生まれの私も090なのでおじさんなのだろうか。おじさん。。

平成最後の日のインスタは、平成に生まれてよかった平成が大好きな投稿で溢れていたし私もそうだけれど、令和も好きになりますように。とりあえず早く某ウイルスが終わりますように。