大人のぬりえの話

去年買って少しだけやってしまいっぱなしだったものを、引っ張り出してきた。大人のぬりえ。

大人のというくらいだから、なんたって細かい。花1つ塗るのにも、こんなに花びらがあるのかというくらい時間がかかる。でもそれがいい。私は色を塗るのに、色辞典を使っているけれどこれもまた困ってしまうくらいたくさんの色があってそこから、これだという色を見つけて塗るのも時間がかかる。でもそれがいい。

今は時間があるし、細かい部分を丁寧に塗っている時はなんだか無心になれる。ここにこの色を塗りなさいという指定もないし、自分の中でここだなと思うところに塗る。

昔から色に敏感な所がある。いわゆるオーラが見える、文字に色が見えるというもの。名前で言うと共感覚。なので、塗ってある色が自分が感じる色と違うとなんだか気持ちが悪いし、それぞれの人の色みたいなものもわかる。

だから、自分で塗れるぬりえって私に向いているのかもしれない。今日は1ページ塗ろうかなと思ったけれど、1時間くらい塗っていたけれど終わらなかった。すごいな大人のぬりえ。

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