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心機一転〜負の循環を断つ〜【二】

「なりたい姿」を現実化するために、
狎れている方法を選ぼうとする


「自分がする」発想で現実可能な方法を考えると、
「過去にやってきた」パターンへの入り口に立つ

貯金の底が見え始めた頃になると、
あったものがなくなるわけですから
やはり不安が頭をもたげてきました。

今やっていることで、
収入を得る術を確立できていないのだから

労働力を求めている場所に行って、
求められている労働力を提供するのが
手っ取り早くお金を得る手段だという発想になります。

2023年にやった挑戦によって
今のご時世、旅を続ける方法はいくらでもあるのだと知りました。

アドレスホッパーという生き方があることも知り、
地方では、単純な労働力が不足している事実も知りました。
日本各地の「一時的労働力」を求めている場所を転々としながら
その都度義理を果たして、
自分の成長の場としても活用させてもらおう。

自分が今できることは、こうして書きたいことを書くことだから
この状態を続けていれば、何か形になるかもしれない。

みたいなことを考えて、
少しずつ少しずつ持っていたものを手放し、
アパートを引き払う算段をしてきていました。

経済面の不安という、当面の危機に対しては
需要のある場所で
これまで「修行」として耐えてきた労働を提供すれば
その日その日で凌いでいけるだろう
みたいな頭がありました。

でもこれって、
これまでしていた「まわり道の続き」なんだよな


なんとなく続いていたこの違和感に
気づいたのは、つい先日です。

1月27日に会いにうかがった
先をゆく友人(と私が慕っている方)が、

「自分の命の欲求に従って、
 これが自分が引き受ける仕事だと実感している事に集中している。
 仕事がそのまま生きることと繋がるから、
 お金は、生きて仕事を続けるためのものでしかない。
 仕事とお金の循環があるから
 今はお金のために仕事を引き受けにいく段階にはいない」

ということをおっしゃっていたのを聞いて
(多くのお話の中で私が拾った話題です)
今の自分を省みることになりました。

その次の日に、
仏様の導きでご縁をいただいたお寺に伺い、
「ここにサンガ(僧伽 saṃgha)をつくりたい」とおっしゃる
住職さんからお誘いをいただいて

(ここでなら、また耐えられるかな)という発想で
この土地に関わる算段をお伝えしたところ
「また遠回りをするの?」という指摘を受けました。

もうここまでくると、気づかざるを得ませんでした。

私、また狭い世界をぐるぐる回る入り口に入ろうとしている。

→もっと広い、「生きる」の実践

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