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言葉のストックを増やすためにしていること

ブログやライティングから始まり、SNSでも発信を続けるにつれて、言葉について考えることが増えました。

言葉そのものの意味だけでなく、視覚的な効果やぱっと見た時の雰囲気も気になるようになり、街中で言葉を見かけては「ここはなんでひらがななんだろう」「句読点があるとないとでは何が変わるんだろう」「こっちの言葉の方が雰囲気に合ってるのにな」などと勝手に心の中で疑問や意見を言うのが癖になっています💭

同じ意味を持つ言葉でも、それぞれ印象は異なります。

その時にぴったりな言葉を適切に選ぶことで、伝えたいことをよりわかりやすく魅力的に伝えることができると考えています。

そこで今回は、言葉のストックを増やすために私が日頃から行っていることを3つ紹介しようと思います。

文章を書いたり、SNSで投稿のタイトルをつける時にもおすすめの方法なので、よかったら試してみてください✨

雑誌の研究をする

雑誌は、今流行っている言葉や人目を引く言葉を知るのに役立ちます。

表紙だけでも見てみると面白くて、例えば最近の美容系の雑誌では「プチプラ美容」「コスパ」「推し」といった言葉をよく見かけます。

こうした流行りの他にも、「この言葉の使い方上手!」「この言葉はいろんなところで使えそう」と思ったらノートにメモしています。

例えば最近見つけたものだと、「シンプル〜」「頑張らなくても」「感動の〜」「本音で評価」「日常使いしやすい」など。

ただ、この方法は雑誌をたくさん手に入れないといけないので、「言葉を知るためだけに雑誌を何冊も買うのはちょっと…」と思う方もいるかもしれません。

そんな時におすすめなサービスが、月額980円で本が読み放題の「Kindle Unlimited」です。

10冊までという上限がありますが、読み終わった本は利用を終了すれば他の本とどんどん入れ替えることができます。

Kindle Unlimitedで読める本は限られますが、それでも多くの本の利用が可能で、雑誌も美容系からライフスタイル系までいろいろなものがあります。

私は今月は「MORE」「MAQUIA」を読みました。

言葉を知る以外にも、ちょっと知りたいことがあったらKindle Unlimitedで検索して知識を入れるようにしています。

ずっと使っているおすすめのサービスなので、雑誌で言葉を勉強する際にはぜひ使ってみてください。

類語を調べる

「言いたいことはこれなんだけど、ちょっと違うんだよな…」と言葉選びに迷ったことはないでしょうか🤔

私はよくあるので、そんな時は類語を検索するようにしています。

たったこれだけのことですが、簡単に一瞬で言葉のストックがどんどん増えていくので、ぜひ積極的にやってみてほしい方法です。

例えばこのnoteのタイトルも、「言葉のストックを増やす」という言葉はすぐに思いついたのですが、「ストックを他の言葉に言い換えられないかな?」と思って「ストック 類語」と調べてみました。

私のおすすめのサイトは「連想類語辞典」です。

「ストック」に関しては、こんな感じの結果でした↓

名詞から動詞まで幅広く調べることができる

こうして見ると、「在庫」「貯金」、あとは蓄えておくという言葉から「蓄積」といった言葉も思いつきますが、どれも硬い感じなので今回は「ストック」をそのまま使用しました。

「言葉の引き出し」も考えましたが、「引き出し」より「ストック」の方がカタカナでカジュアルな感じがするので、ストックにしよう!と思いました。

こんな感じで、類語を調べながらひらがな・カタカナ・漢字の印象も考えながら決めていくと、より伝わりやすい言葉作りができます。

広告のコピーを見る

3つ目は、広告のキャッチコピーを見てあれこれ考える方法です。

これが一番簡単で、通勤や通学時にもできる方法です。

以前の私は電車や街中で広告を見かけても何も考えなかったのですが、今は見るたびに「なんでこういう言葉や文章にしてるのか」と考えるようになりました。

正解はないのですが、こうやって考えることで言葉について勉強する習慣がついて、自分で言葉を作る時にも深く考えるようになるというのが重要だと思っています。

今度広告を見かけたら、文章を分解して使われている言葉をぜひチェックしてみてください✏️

「在宅ワーク」を言い換えると

最後に、例として「在宅ワーク」の言い換えについて考えてみたいと思います。

以前インスタの投稿で「在宅ワークを始める方法」について詳しくまとめてみよう、と思ったのですが、そのままだとなんだか味気ないな…と思ってちょっと工夫しました。

まず、在宅ワーク=家で働くことなので、家→おうちと置き換えてみました。

「おうち時間」「おうち美容」といった言葉が一般的になってきたため、これにヒントを得て「おうち」とひらがなを使うことにしました。

ひらがなは柔らかい雰囲気を伝えるのにもぴったりだと思います。

こうして在宅ワーク→おうちで働く、として、さらに始める方法→実現する方法→叶える方法、と置き換えました。

すると「『おうちで働く』を叶える方法」という言葉に変換することができました。

在宅ワークの方がパッと見てわかりやすいメリットもあるので、どちらがいいのかは測る方法がないのですが、自分の伝えたい印象や雰囲気を伝えるために工夫することは大事だと思います。

もし「在宅ワーク」という言葉を使うなら、「在宅ワークの始め方」よりも「在宅ワークのはじめかた」とひらがなにして、タイトルにした時にバランスよくなるようにします。(私の投稿の表紙は2〜3行なので、「在宅ワーク」と「はじめかた」で2行にした時に5〜6文字ずつでバランスが取りやすい)

細かいこだわりですが、こうやって考えるのもすごく楽しいので、毎回タイトル付けはよく考えるようにしています。


タイトルやキャッチコピーを考える際、言葉や表現を少し工夫するだけで、どれだけ多くの人に届けられるかが変わってきます。

文章を書いたり、投稿タイトルを考える時の参考になったらすごく嬉しいです!

最後まで読んでいただいてありがとうございました🐰🌷

◽️Instagram:@rur_oom
◽️YouTube:ruka rec.


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