見出し画像

「左近の桜、右近の橘」のような、JALとANA

新年が明けて、東京の空は快晴の日が続いています。
令和四年正月二日、黄金の夕暮れ。

画像1

落ちてゆく太陽の姿に
私は間に合いませんでしたが、
ちょうど上空を飛ぶ飛行機の機体が
夕陽を受けて黄金色に輝いていました。

きっと右座席からは
とびっきりの東京の夕焼けが見えているんだろうと
機内の様子やアナウンスを想像して、
しばらくうっとりしていました。

もしかしたら、いえ、きっと
富士の山も、見えるのかもしれない。

羽田に向かう飛行機が
表参道・青山の上空を行くようになって
もうかれこれですが、
実は密かに嬉しいんです。
音が好きなんです。
(伊丹空港の飛行機の音が懐かしいから)


六本木ヒルズ方面へゆっくり高度を下げながら
着陸態勢に入っているようで、
南に向かって、右にANA、左にJALの機体が
飛んでゆきますので
まるで右近の橘、左近の桜のよう。


画像2

右近の橘のANAは青で、左近の桜のJALは赤。
偶然かもしれないけれど、必然めいて
両者ともにそれっぽい。


六本木を越えると、左手には東京タワーが見えるはず。
夕刻の着陸を狙って羽田に帰ってきたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?