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森の中のAppleに

昨年の年末にAppleStoreでiPhoneを更新した時、そこでのやりとりは、決済手続きでも、携帯電話会社の手続きでも、ましてや余分な広告などなど、全く紙がありませんでした。(iPhone本体の箱と小さな紙袋以外は)

まったく紙が無い
そして
情報の純度がとても高い

最初は買い換えるつもりはなく、バッテリーの交換でなんとか凌ごうと、修理予約を申し込んで、銀座のAppleStoreに予約時間ぴったりに行ったのですが、

***

 ●修理の相談、機器の診断をしてもらう 【修理のスタッッフ】
   ↓
 ●バッテリーの劣化と判明
 (iPhone本体の異常はないが使用して6年経過と再認識)
   ↓
 ●切り替えを迷う
   ↓
 ●販売中の機種と比較を提示される 【案内のスタッッフ】
   ↓
 ●購入を決める
   ↓
 ●購入手続き 【決済のスタッッフ】
  ・データと各種設定の移行
  ・携帯電話会社のサービス切り替え
   ↓
 ●完了・退店

***

修理のスタッフの人、機種の案内のスタッフの人、購入手続きのスタッフの人へと、淀みなく案内され、切れ目なく「私と情報」が受け渡される。
各場面での暖かく過不足のないやり取りと、人とITのスムーズで対等な連携。気がつくと、私は大満足で機種の更新をしていました。

ネットでの検索からお店での購入まで、そこにあるモノゴトはとてもシンプル

終始スマートで淀みなく
透明な空気が流れる時間

ずっと、常にシステムを更新し続けてるんだろうなぁ。
そして後日、丸の内に行った時のこと、丸ビルの隣にもAppleStoreがあるのを見つけました。

ビルの中の竹林
丸の内界隈は、ビルの中も緑がちらほらあります。

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目指してるのは、ゴミを一切出さない森の中のお店かもしれない。


と、その時思っていたのですが、24日の日経新聞の記事を見て、この店のコンセプトとそれが、ぴったり沿っていることを知りました。

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クック氏はリサイクル材への全面移行について「一朝一夕にできないことだとは分かっている」としつつ、「本当に大きなことをなし遂げなければならないという思いが社内に芽生えている」と述べた。
(日本経済新聞 2021年2月24日夕刊 記事より)


何かを感じたら、もう今までの自分ではいられない。
何かを感じたから、そこから自分自身を変えてゆく。

そのことを、この会社は本気で実践し続けている。



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