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英語はどのように学ぶ?

英語の学習は人それぞれです。

様々な情報・メソッドが出回っていますが、人それぞれの学習のバックグラウンドや、中学で習った英語をどの程度覚えているか、英語に対する好き嫌いも学習に大いに関係してきます。

しかし、以前英語が全く好きでなかった人のほうが、英語を話し始めると上達しやすいといった例も多くあります。
英語は学校の成績などは関係ありません。

今回は、英語学習に最適解はない中で、どのように英語を学ぶのが良いのかを個人的な体験をもとに書いていきます。

英語を話すことは普通のこと

ちなみに私は英検1級、TOEIC920点を取得しております。
現在は日本に住んでおり、英語で生計を立てています。
リーディングが得意で、英検1級受験時ではリーディングセクションはノーミスでした。

多くの方は、英語を話せるといった言葉を聞いてどう思うでしょうか。

多くの方は尊敬の目で見るのではないでしょうか。

私はそれが日本の英語学習を遅らせている原因だと思っています。

英語ができる≠頭がいい
このことをまずは頭にいれましょう。

英語が話せることがすごいことだとすると、限られた人にしか英語は話せないのだといっているようなものです。

自分で自分にブレーキをかけてしまっているのです。

誤解を恐れずに言うと、英語は簡単です。

英語でコミュニケーションをとることは、誰でもできますし、それはすごいことではありません。

英語で仕事をすることが1つの目安

しかし、その上のレベル、特定の話題について話す場合は専門用語を知っておく必要があります。

それだけではなく、どのようにその言葉が使われるか、その状況にあった言葉を使えるようになる必要があります。

英語を使って仕事をすることが、1つの英語を習得できている目安と言えます。
もちろん、ハードルは高いです。
しかし、カンペキを目指せということではありませんのでそれは可能です。

そのためにできる学習方法としては、以下のようなものがあります。

自分でリハーサルをしてみる

たとえば、サッカーを英語で教える場合、まず思いつくことは英語での指導で必要な言葉を学び、それを覚えることでしょう。

YouTubeでは数多くの英語×サッカーのコンテンツが観られますし、とてもいい学習です。

しかし、それよりももっと大事なことが、不完全なうちに英語で指導してみるということです。

「不完全なうち」といったのは、やってみないうちに完全になることはまずないからです。

実際に英語を話してみて、理想の状態との距離が測れたところからがスタートです。

言えなかったところをもう一度確認し、再度くりかえし練習。
その繰り返しをすることで、
(ある程度の英語能力がある方にとっては)案外簡単に一つの分野の英語はマスターできるでしょう。

フレーズを覚える

英語はフレーズを覚えていれば、その組み合わせで話せます。
そのためには多くのソースから英語を聞くことが必要です。

たとえば、自分のお気に入りのドラマで英語を学んでいるとします。
そこで数多くの言葉を聞けていると思っていても、それはごく一部です。

できる限り多くのものから英語に触れるようにしましょう。
本、TV、YouTube、Podcast  etc…

同じ言葉が違う角度から入ってくると、記憶として定着しやすいので覚えやすくなります。

なので、英語学習の在り方を限定せずに、様々な形で英語に触れていきましょう。

英語を話すことを普通の世の中に

たしかに言語を習得することはとても長い時間と根気が必要です。
また、日本語の特性もあり英語を難しく感じる日本人はとても多いです。

しかし、海外に行けば多くの人が当たり前のように英語を話します。
苦手だからという理由で英語と無縁の人生を生きるのはもったいない気がします。

英語はカンペキではなくていいのです。
もはや世界中の人がそれぞれの英語を話す時代です。

認めてもらうことや、恥ずかしくない英語を目標にすることは、一見聞こえがいい気もします。

しかしそれではいつまでたっても、自分が話せるかどうかもわかるようになりません。

英語を生活の一部にできるように、英語に対する見方を変えていくことが必要だと感じています。

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