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5月19日、誕生花は映山紅【#誕生花短歌】

詠みます。

 君笑めば
 わずかばかりの幸福を
 幾重にも折り 胸温める

解説。

 5月19日の誕生花のひとつ、サツキ
皐月躑躅《さつきつつじ》」とも「映山紅《えいさんこう》」とも呼ばれる、日本原産、ツツジ科ツツジ属の常緑低木です。
 日本原産と言えどもすこし分布は独特で、関東地方以西の本州のほか、屋久島に隔離分布しています。
 ですが、園芸用に乱獲されたほか、河川の護岸工事、ダムの建設によって生育地が少なくなっているため、絶滅が懸念される植物のひとつです。

 和名の由来は推して知るべし。
 他のツツジに比べ1ヶ月程度遅い5~6月頃、つまり旧暦の5月 (皐月) の頃に一斉に咲き揃うところからその名が付いたと言われています。
 学名 "Rhododendron"(ロードデンドロン)は、ギリシア語で「赤」や「薔薇」を意味する "rhodon" と「木」を意味する "dendron" を語源とし、赤い花をつける木という意味になります。
 なお、サツキとツツジは区別して取り扱われていますが、ともに同じツツジ属に属するごく近縁の種になります。
 英語では主に "Satsuki azalea"(サツキアザレア)と呼ばれます。

 サツキの花言葉は「節制」「貞淑」「幸福」など。
「節制」は、サツキが山奥の岩肌などの厳しい環境を好むことに由来するともいわれます。
 またそのような場所に咲く姿から「貞淑」の花言葉がついたのでしょう。

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