11月16日、誕生花は紅茶梅【#誕生花短歌】
連日の色別。
詠みます。
歓びに気取りもしない笑顔には
着飾ることのない美しさ
解説。
11月16日の誕生花のひとつ、赤いサザンカ。
赤いモノが今日。で、サザンカ全般は12月4日だそうです。
サザンカはツバキ科ツバキ属の常緑広葉樹。
童謡『たきび』の歌詞にも登場したり冬の季語であったりと、何かと冬の寒い時期のイメージはありますが、それはあくまでも品種改良を受けた種のみ。
実は原種のサザンカは、開花時期に寒気にさらされると花が落ちること、四国・九州といった暖かい地域が北限である事などから、特に寒さに強いわけではないとのこと。
ツバキ属ということで、ツバキによく似ていますが、見分ける方法はいろいろとあるそうです。
・ツバキは花が丸ごと落ちる、サザンカは花びらが個々に散る
・ツバキの雄しべは花糸の下半分くらいがくっついている、サザンカは花糸がくっつかない
・ツバキの花は完全には平開しない、サザンカはほぼ完全に平開する
・ツバキの葉柄には毛がない(例外としてユキツバキには毛がある)、サザンカは葉柄に毛が生える
・サザンカは晩秋~初冬にかけて咲き、ツバキは晩冬~春にかけて咲く
漢字で書くと、山茶花。あるいは茶梅。
『山』は「サン」と読むはずなのに、何だか違和感があるなぁ、と思っていましたが。
これは中国語でツバキ類を指す山茶《さんさ》に由来するもので、山茶花の本来の読みである「さんさか」がなまったものといわれます。
なお、サザンカの名前自体は、江戸時代に長崎・出島のオランダ商館からヨーロッパに伝わった際に、学名 "Camellia sasanqua" がそのまま和名にもなったものです。
ちなみに、英語でも "Sasanqua" と呼ばれます。
そんなサザンカ、花言葉は「困難に打ち克つ」「ひたむきさ」。
赤いサザンカにはさらに「謙譲」「あなたがもっとも美しい」が与えられています。
「困難に打ち克つ」「ひたむきさ」は、寒さが強まる初冬にかけて花を咲かせることに由来するといわれます。
また赤いサザンカの「謙譲」は、サザンカの控えめでどこかさびしげな花姿にちなみます。
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