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作詞で気をつけてること

こんにちは。
かぜよみるいとです。

私は、趣味で作詞をしています。
備忘録も兼ねて、自分が行っている作詞のやり方について、少し書こうと思います。

※当記事は、今年1月にはてなブログに投稿した記事の再編集版です


大前提として、わたしは作詞に関する専門的な知識は全く無いです。
あくまで、これまで10年以上、独学かつ感覚で書き続けてる私のやり方を雑にまとめるだけです。
故に、単なる素人のメモ書きのようなもので、あまり参考にならない可能性があります。

それでも良ければ、読んでいただけると嬉しいです。




①字数

基本といえば、これですよね。
詞先であれば、1コーラス目と2コーラス目とか、曲先ならその曲のメロディに沿っているかなどを意識してます。 
もしかしたら一番気にしてる部分かもしれないです。

余談ですが、字数をしっかり合わせたいのに、いただいた音源だとボーカルのメロディが聞き取り辛くて、ボーカルメロディをボカロに歌わせた音源をいただけないかと依頼してしまうこともあります。
イヤホンのせいか、私の耳が悪いのか、細かい字数聞き取れないことがあってお願いするケースがあるのですが、もしかして結構失礼なんですかね。
お手間かけるの申し訳ないな…と思いつつ、良い作品にしたくて……作曲者的にはどうなのか、教えていただけると嬉しいですね。

それから曲先の話で言うと、字数を合わせておかないと、歌詞入れでリアレンジしていただいた際に、こちらのイメージしていたメロディじゃない場合があって、気まずい時があります。
もちろんメロディは作曲の方が決めることなので、そこについてはあまり触れないようにしていますが、やはりそういうのは避けたいので、なるべく合わせにいきます。

とまあ、ずっと当たり前のように意識していた部分なので、時々これについて褒められるとびっくりしちゃいます。

使いたい言葉が字数に合わないってだけで、その言葉の方を諦めるなんてこともめっちゃあります。


②8カウント構成を意識

これは詞先限定の話。
頭の中で8カウント数えながら書いてることが多いです。

ここからここまでを1セットにして〜…、みたいなのを想像して書いています。
なので、AでもBでもサビでも、4行or8行が多い。

やっぱり、大概の楽曲は8カウントなので、これがちぐはぐだと、曲をつけるのも難しくなりそう。ちょっと無理矢理になっちゃう、とか。
行数を4の倍数にしておくと、このイメージが作曲家に伝わりやすいと思ってる。

あくまで作詞というのは音楽に乗せる歌詞制作であって、普通の詩を書くこととは違うので、このあたりの合理性を求めるならば、しっかりおさえるべきポイントだと思います。


③耳障りのいい言葉選び

そもそも、詞先で書くのは、なんとなく耳障りのいいフレーズが浮かんだ時が多いです。

私の場合は、書きたいことを事前に決めるのではなくて、浮かんだフレーズから展開させてくことが多いです。
一般的にサビから書く、もしくはタイトル決めてから〜などをよく聞きますが、使いたいAメロ浮かんだから、Aメロから着手する、みたいな。

よく褒めていただけるところとして、韻があるのですけど、実は韻を意識して踏んでるわけではないです。

ただ、耳障りのいい言葉って、他の人の曲でも、大概が何かしらの韻を踏んでることが多い。

だから、耳障りのいいフレーズを優先しているから、結果的に、私の歌詞は韻を踏んでることが多いんだと思います。

これはTwitterでも書きましたけど、おそらくamazarashiの影響が結構大きいです。
amazarashi、歌詞の内容がやはり印象的だと思うのですが、結構ラップとかヒップホップを思い出すような怒涛の韻踏みを見せつけられるので、技術面でもとんでもなく芸術を感じます。
何かの曲の歌詞を眺めていて、最初から最後まで全部同じ韻を踏み続けていた曲があってビビった。さながらルーヴル美術館だった。

とまあ、そんなamazarashiの曲をスピードラーニングのように淡々と聞いてると、耳が音の踏み方覚えるんですよね。
完全に感覚的な話であり、理論派的な説明が難しいのですが、やはりインプットは大切なのだと思います。
本当に、自然とって感じです。

多分めちゃくちゃ参考になると思うので、ぜひ履修して欲しい。

あとインプットの話では、ヒプマイ等のラップもいいと思う。
あんなに言葉の食感を意識してるジャンルもそうそうないのでは?
語彙力にも毎度驚かされる。Adoの「唱」で「八艘跳び」とか出てきて、おったまげたもんね。
食わず嫌いもよくないなと思った。日々勉強かも。


まとめ

このように、以上の3点に注意して作詞しています。
本当にこのくらいで、これといったコツとかはあまりわかりません。

その他を挙げると、大切にしている感覚の一つに「映像や情景をイメージして書く」というものがあります。
これはあるTV番組で、秋元康さんの作詞方法に関して取り上げられていて、そこから同じようにやってます。
ざっくり言うと、頭の中でMVを考える→それに沿って言葉を並べていく……といった感じ。

この方法で言葉を出すと、なんとなくおしゃれな歌詞が出来やすい気がします。しらんけど。

他の本でも「写真や風景などを思い浮かべる」と、ほとんど同じようなことが語られていて、これはやっぱり作詞する上での基本的なテクニックにつながっているのかな、と思います。


本当にこんなところ。
他に何かあるなら、私が逆に知りたいくらいです

あとは、既出ですけど、もう本当にインプットを大事にするとか、そのくらい。


かなり雑にまとめているので、あまり参考にはならないかもしれませんが、もしよかったら皆様の今後の創作活動に役立てていただければと思います。

それではまた、今後もよろしくお願いします。


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