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進路相談について答えた事

母校の大学で所属したゼミナールのOB・OG回がオンラインで行われる話を受けて参加した。現役のゼミナール生(3年・4年)も参加していた。(企画したゼミナール生の皆さんありがとうございました。)

大学院への進学を考えているというゼミナールの学生さんから相談を受けた。細かい事はともかく、伝えた内容はおおよそ以下の通り。

1. 自分の代でも大学院への進学についての話は出てこなくて、就職活動の話しかなかったような記憶。
2. 自分も大学院への進学は考えなかった。修士課程のゴールといえば修士論文と捉えていた。修士論文を最終的に書く上で、自分の卒業論文(学士論文)を昇華できるか?ゼロから新しく研究テーマを探せるか?と、単純に自分の中で考えた時にどちらも無理そうでそんな事してる姿が想像できないと思ったのが理由に挙げられる。
3. 把握している限りでは、自分の友人に大学院に進んだ友人が4人いた。4人とも学部は理系で、全員が理系の修士課程に進んだ。修士課程を修了した後の最終的な進路は、就職して企業に勤める人もいれば、大学院の研究室で助手を務める人もいる。一方で、その中には周囲の研究へのモチベーションが高く、自分のモチベーションと差があって辛かったと言った友人がいた事も話した(その友人は修士過程を修了して企業に就職した)。
4. 大学院への進学が難しいと思ったらスッパリと諦めて就職活動に切り替える事も大事だと伝えた。その時は大学院に進めなかったとしても、社会人になって働きながら大学院に通う選択肢もある、という事を伝えた。脳裏に浮かべていたのは、Amazon社のSoftware Development Engineerである白山さんのブログ、2021年2月に開催されたCNET Japan Live 2021でのいとうまい子さんの講演、日本相撲協会で力士の指導にあたっている元横綱・稀勢の里の荒磯親方の大学院修了の話題だった。

短い時間の中でできる限り答えたというのもあるが、修士課程修了後のキャリアについて話しそびれた事に後で気づいた。「自分はキャリアについて何も伝えられる事はないので先生など他の人から聞いてほしい」という事を伝えられなかったのは反省点。

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