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エリアマネジメント・ザッピング

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エリアマネジメントの記事をまとめて、集合知を作っていきたいと思います。
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#都市

いよいよ『エリアマネジメント・ケースメソッド』が出版されます!

エリアマネジメントとは、地域の価値を維持・向上させ、また新たな地域価値を創造するための、市民・事業者・地権者等による絆をもとに行う主体的な取組とその組織、官民連携の仕組みづくりです。 近年、行政だけでなく民間企業や市民が一緒になって、公園、河川敷、まちなかの広場や道路を活用している姿をよく見かけるようになりましたよね。 (写真1)大丸有で実施される路上運動会(2019.5) (写真2 愛知県豊田市駅前にあるとよしば) カフェ、マルシェ、屋外ワーキングなどの活用が見ら

083.『エリアマネジメント・ケースメソッド 官民連携による地域経営の教科書』保井美樹・泉山塁威・日本都市計画学会・エリアマネジメント人材育成研究会 編著

“本書は、本格的な人口減少時代の都市・地域を官民連携で支える「エリアマネジメント」のユニークな事例を集め、それを推進する組織や仕組みとともに整理したケースブックである。近年、行政だけでなく民間企業や市民が一緒になり、いわゆる官民を超えた連携を通じて、公共的な施設や場の運営を行う取組みが本格化している。道路、公園、図書館など、公共的な都市施設で再整備に向けた取組みが複数セクターの連携のもとで進められ、社会実験として、公共空間を用いたカフェやマルシェなどの活用が進んだり、新たな空

「文化・観光・まちづくり」の視点から読み解く夜の価値──「全国エリアマネジメントシンポジウム2022」開催レポートvol.1

ナイトタイムエコノミーを活性化させることで、人々のライフスタイルは多様化し、より文化的で創造的な都市が生まれずはずだ──。 2022年9月8日、ナイトタイムエコノミー推進協議会は全国エリアマネジメントネットワークの主催する全国エリアマネジメントシンポジウム 2022「都市にダイバーシティ&インクルージョンを 〜ナイトタイムエコノミーとエリアマネジメント〜」に登壇。ナイトタイムエコノミーの活性化によって都市にどのような価値が還元されるのか、エリアの多様性や包摂性を高めるナイト

都市開発事業と運営・エリアマネジメント─『202X URBAN VISIONARY Vol.3』

三井不動産、森ビル、三菱地所、東急など一度は名を聞いたことであろう大手デベロッパーが一堂に会するイベント「202X URBAN VISIONARY Vol.3」を聞いてきたので、簡単にメモをば。 イベント概要は下記より モデレータ・MCは ライゾマティクス・アーキテクチャー主宰の齋藤精一氏 noiz 共同主宰/gluon 共同主宰の豊田啓介氏 日経 xTECH・日経アーキテクチュア編集委員の山本恵久氏 春蒔プロジェクト株式会社 代表取締役/co-lab企画運営代表の田中陽明