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デンマークに行って「あの病気」になった話・・・

以前デンマークに行った時に「とある病気」にかかりました。

深刻な病気ではありません。ですがとても怖い思いをしました(笑)
恥ずかしさもありますが。。。同じシチュエーションになった人の役に立つこともあるかもと思ったので、その時の話をしようと思います。


実は一度コロナ禍でデンマークへ渡航しています。
その時デンマークは「入国に値する目的」がないと日本からの入国ができず、入国後の隔離も義務つけられており、その条件全てを守って滞在していました。

(この話はもしいつかできたら、また詳しくお話したいと思います)

その日はデンマークに到着後数日目、隔離期間中でした。

コロナ禍で大きな不安となかなかのストレスを抱えた渡航だったので、気疲れをすごく感じていました。


そしてその日の夜、異変が。


「なんだかトイレが近い。。。」

「20分前に行ったのにまた行きたい。。。」

「あれ?痛い。。。痛い!!」


そう。膀胱炎になりました。笑

「20代の女性はかかりやすい」「寝れないぐらいの痛さ」と聞いてはいたのですが、今まで一度もかかったことがなくどこか他人事のように思っていたし、まさかデンマークでかかるとは思ってませんでした。

その時調べてから知ったのですが、日本女性の約半分が人生で一度は経験するそうです。

痛くなってからすぐに膀胱炎だと気づいたのですが、ここはデンマークで私は隔離中。その時はパニックになり、何をどうしたらいいのかわからず、とにかく必死でネットで対処法検索してました。

日本で膀胱炎になったら、まずはすぐに病院に行くことが大事なようで、病院で抗生物質を打ってもらえば割とすぐに治るようです。
あとは日本にはボーコレンがありますよね。

しかしデンマークにはそのような市販の治療薬はなさそう。
プチパニックを起こしていた私は何を思ったのか、ボーコレンをどうにかデンマークに輸入できないかとさえ考えていました。笑

そしてデンマークでは簡単に病院にはかかれないので(デンマークは高福祉で医療無料ではあるものの、風邪やインフルエンザぐらいの軽い病気では病院にかかれません)、病院に行くのは多分無理だと思い、自然に治すしかないと思いました。


しかし調べれば調べるほど恐ろしい情報が目に入り。。
膀胱炎を放置すると「腎盂腎炎」という発熱や嘔吐や背中の痛みが起こる病気になってしまうことがあるそうで、自然治癒で治すのも不安でした。


そんな中たどり着いたのが、ヨーロッパ旅行をしていた時に膀胱炎にかかったというとある日本人の方のブログ。かなり長い検索の末たどり着いたこのブログが私の救世主でした。


そのブログによると、どうやらクランベリーが効くそう。
クランベリーには利尿作用があり、できる限り身体の中の細菌を出し切ってしまうのがいいそうです。

しかしクランベリーそのものを手に入れるのは難しいです。スーパーには売っていません。

そこで使うのが、クランベリーの成分の入ったカプセル。
ヨーロッパの方はこのカプセルと痛み止めを服用して、半ば自然に治すそうです。

その方が滞在していたのはデンマークではないですが、同じヨーロッパだからきっと同じものがあるだろうと思い、一緒にいたデンマーク人に薬局を見てきてもらい、見つけてもらいました!

(その薬の写真は撮っていないのですが、撮っておけばよかったと後悔・・・)

(ちなみに膀胱炎は英語で"cystitis"というらしい)

このカプセルと痛み止めで、なんとか翌日から痛みは治ってきました。まだトイレは近かったですが。

そして完全に治ったのは3〜4日ぐらい経った後。

膀胱炎は一度かかると癖になると聞いたので、治ってからもしばらくカプセルは飲み続けました。

あまりの痛さに今でも若干トラウマで、膀胱炎のことを考えるとまた始まりそうな気がするほどです。笑


以上、デンマークで経験した苦いエピソードでした。

膀胱炎は疲れやストレスから来やすいそうなので、疲れが溜まりやすい海外旅行ではかかりやすいかもしれません。

そして海外で初めての病気にかかるとメンタル的にもダメージ大きいです。

海外に行かれる方はお気をつけて・・・

そして私も今後デンマークへ行く時は必ずボーコレンを日本から持っていこうと思います。笑


最後に、ボーンホルム島の綺麗な風景を。。

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