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感情を形にする作業 その③ ~あなたには関係ない~


会社の近くにあるバーが新店をOPENしたらしく
「3日間レモンサワー/ハイボール何杯飲んでも100円キャンペーン」を開催していたので
軽率に訪問したらべろべろになり、店長と仲良くなり
あろうことか元カレの話をしていたようです(記憶が朧気)


朧気ながら覚えてる記憶の中で店長に言われた言葉は

「元カレに未練あるっしょ?」

でした。


ねーーーーーーーーーーーーーーーーよっ!!!!!!!!
・・・と言いたいが、べろべろに酔っぱらっても元カレのことを今日初めて会った人に話すってことは、未練じゃないにせよ、なんかしらの思いは残っているんだなあと、次の日二日酔いウップの状態で考えていました。






厄年アラサー女に待ち構えていた試練③


試練②はコロナに感染したこと。
牡蠣にあたり、コロナになり、
3月はまともに出社ができませんでした。
牡蠣にあたって仕事を休んだ時に「www」と笑っていた上司は絶句してました。
※この詳細は下記リンクでご確認を。



気を取りなおして4月!
桜きれいだな~。
あっ、そうだ!
愛する愚かな元カレに、救援物資のお礼をしないと!
早く会いたいな~♡♡♡




2022年4月2日(土) 

お別れへのカウントダウンスタート♡


この時はまだ大ちゅきラブずっきゅんだったんです。
(平成生まれなのに昭和感)


コロナになる前からボサボサで、膨らむに膨らんだ膨大な量の髪の毛を切りたく、その日の午前中は贔屓にしている美容院へ。
「久々に会うのにこんなボサボサな髪の毛で愛する愚かな元カレに会えないわっ!」という、突然の乙女心を発症したためでもある。


・・・愛する愚かな元カレ、
なんかムカつくのでやっぱり愚カレに戻します。(打ってて嫌になった)




話しを戻して。
ここ数年は、腕と顔と喋り方がとてもグンバツ(死語)なイケオジ美容師にカットとカラーをしていただいている。
コロナ自宅療養中に不良心が芽生えたのか、いい年をした社会人のくせにグラデーションカラーにあこがれ、ブリーチをし、緑色をいれた。
気分上々↑↑(こっちは平成感)


とーーーってもキレイキレイでちゅるんちゅるんな髪にしていただき、愚かレと合流。
姿がみえたら満面の笑みで走って駆け寄る姿はすっかり恋に恋する乙女。
女は年齢関係なく、恋をしたら乙女なのよ!と自分に謎に言い訳しながらも、数週間ぶりに会えたことを喜び、その足でご飯屋に入った。



愚カレも私もお酒が大好き。
少しだけ外でお酒を飲もうかとなり、
私は数週間ぶりのお酒をいただく。
ぷはーうめえ!


ご飯を食べながら、コロナで会えなかった間のお互いの話をする。
彼は仕事の愚痴、私はコロナで辛かったことやMOS試験に合格した話し。



その中で「コロナをうつしてしまった友人」の話になった。
コロナを発症した日、久しぶりにランチに行った友人2名の話だ。


この友人たちは実は、愚カレと共通の友人だ。
友人Aはもともと私と会社の同僚で、愚カレの親友と結婚した。
私と愚カレの出会いは、この夫婦の紹介だった。
友人Bは、友人Aが会社を辞めたあと働いていたバーの常連で、ここも紹介で出会い、いつしか女3人で集まるようになった。


図にするとこんな感じ
愚カレ友人Dと友人Bは今回の話にはでないが、ここの関係性が主のため記載



今回私がコロナをうつしてしまったのは友人Aだ。
友人Aは私がコロナ陽性判定をうけた3日後に発症した。
私がうつしたのは明白だった。


うつしてしまったことを、私は愚カレに伝えていなかった。
別に家族でもないんだし、そもそも自分自身もつらい状態だったし、うつしてしまったことは愚カレが悪いわけではないし、完治して会ったときに言えばいいか、と思っていた。


私「そういえばさ、コロナが発症した日にランチ行くって言ってたじゃん?あれでAちゃんにコロナうつしちゃったんだよね、落ち着いたらお詫びに行かないと、、」


愚カレ「え、聞いてないんだけど」
愚カレ「なにそれ?そんな大事なことなんで今更言うの?」
愚カレ「俺、C(Aの妻)と別件でLINEしてたけどそれ聞いてなかったから謝れてないんだけど」






とりあえず、私の主張を聞いてほしい。
①私がコロナになったのは愚カレのせいじゃないんだが、お前が謝る理由はなに?
②「俺の彼女が貴方の嫁にコロナうつしてごめん」って言うの?いやいや、お前と私は家族ではない。”私の過失は俺の過失”みたいな態度やめてくれない?
③よしんば①②を100歩譲ったとして、お前結婚願望ないよな?なんの責任もとろうとしないやつが、いっちょ前に家族っぽい態度をとろうとするな。


特に③が私を不快にさせた。
私を大事にしようとしていない中途半端モンが、私をかも身内のように扱って家族ごっこをしている姿勢に腹がたった。
というより、この男は何度も”身内感”を出してくることが多かった。
その度に私が「あなたと私は恋人同士ではあるけど所詮は他人だ」と伝えてきていた。


この男に少しでも「結婚願望」や「将来への展望・準備」の姿勢が見えていたら、ここまで他人扱いはしてこなかっただろうし、私だって本来であれば一緒の道を歩みたいし、家族のようにふるまいたかった。
ただ、上記姿勢はゼロだったので、私は




「いや、あなたには関係ないじゃん」





という言葉を浴びせた。




一瞬沈黙が走った。
その後愚カレは「俺の親友の嫁にうつしてるのに関係ないはなくない?」と
小さな声で言った。



ここからどうやって仲直りしたかは覚えていないが
ある程度お腹が落ち着いたので、店をでて、一緒にうちに帰った。







この言葉が、このあとここまで響くものになるとは露知らず。







つづく。


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