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2023.5.20 第14節 H川崎戦「それぞれの成長」

今節、川崎との一戦。

横浜FCが川崎に勝利するのは、J2時代を含めてもじつに21年ぶりとのこと。

21年という月日は、一人の人間が産まれ、赤ん坊から子供、そして成人するまでであり、まーーーーーー長い月日だ。

サッカー選手に移籍は付き物。
それぞれ色々な理由で移籍をするが、自身が成長するために移籍する選手もいるだろう。

横浜FCと川崎には、それぞれのサポーターが特別な想いを持つ、共に"16番"の選手がいる。

今や川崎の"16番"である瀬古くん。
私は2020年J1の舞台で、大卒ルーキーながら開幕A神戸戦で初ゴールを決め、その後も横浜FCの中盤を支配していた瀬古くんに魅了された。

2021年は瀬古くんのユニフォームにし、プロ2年目にして降格圏に沈むチームを懸命に支える瀬古くんの背中に、さらに魅了された。

そんな瀬古くんの移籍発表では、人生2度目の移籍での涙を流した。(1人目は佐藤謙介)

そんな風に大好きで大好きで大好きな選手だが、私は横浜FCに『戻ってきてほしい』とは思わない。

王者川崎に、相当な覚悟を持って移籍したと思っている。
その覚悟の中には、サッカー選手としてのさらなる成長を求める気持ちが、含まれていたであろう。

川崎に移籍して2年目、ついにスタメンを奪取して、今や川崎サポーターにも「フロンターレの瀬古樹になった」と言われる瀬古くん。

今節も前半は瀬古くんを目で追ってしまい、瀬古くんが出すパスに「上手い……」と声が漏れ出てしまうほど。
川崎のスピードにも慣れ、川崎の土台にさらなるスパイスを足しているように感じた。

そんな風に選手の成長が見られる移籍なら、心から応援するしかないじゃないかー!


でも、横浜FCだって負けていない。

瀬古くんがJ2降格を経験してから2年、クラブ全体で相当な覚悟を持ち、J1に定着するために取り組んでいる。

川崎の"16番"から横浜FCの"16番"になり、昨年キャプテンを務め、J1昇格の立役者の一人であるハセタツは、いくつかのインタビューでこう話している。

横浜FCでは、川崎とは違う新しい役割をやっている。サイドだけではなく真ん中もやってできることが増えた。(意訳)

ハセタツのインタビューより

20年で子供が大人に成長するように、横浜FCも小さな歩みかもしれないけど、少しずつ成長している。

そんな姿を『21年ぶりの勝利』という形で、少しでも見せられたかな?


1.試合結果

○ 2-1
【得点者】 44' 井上潮音、48' 山下"靴下"諒也🧦
(クラブJ1通算100ゴールと101ゴール!さらに2人共にJ1初ゴール!)


2.雑感

これまで横浜FCが何度となくやられていた前半終了間際や、後半立ち上がりでの失点を、まさかのこちらが決めるとは……!

しかも大エース航基がいないなかでの得点&勝利というのが、良い兆候!

勝利が自信に繋がり、その自信が良いプレーに繋がるという、とても好循環が出来ているのでは…!

そして瀬古くんのフリーキック。
2021年のA鹿島戦を思い出した人は多いのでは。
私もその内の1人。
正直、蹴る前から『うわー決まりそうだなー』と思って、そして思った通り決まったよ!わぉ!

雑感の①〜⑤は瀬古くんへの想いのため割愛!

そして、DAZNで見返して改めて林くんの素晴らしさを実感。
川崎の家長選手を見事に封じ込めていた。
彼も瀬古くんと同じく明治大学出身、ルーキー1年目。最初は慣れるのに大変そうだったが、試合ごとにフィットして良さがバンバン出てる。
彼も横浜FCで成長している。


3.総括

とりあえず、今いる場所でお互いさらに成長していこうじゃないか。
いつか横浜FCも『ジャイアントキリング』と言われないような、互角の戦いができるまで成長してやるから!
そして、たとえどこへ行っても #みんな大好き瀬古樹 だから!

ちなみに、横浜FC元祖"コウキ"のこちらの光毅も、遠い地で頑張って成長してる模様!
可愛さもさらに成長!


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