Withコロナの広報活動

NOTEのブログを書き始めたのが今年の3月でした。副業でPRコンサルの事務所を立ち上げたのを機に、企業広報とマーケティング広報の仕事の面白さを伝えようと始めたブログですが、コロナ禍が続く中、トピックに迷ってしまいました。

コロナ禍では、情報の発信者である企業にも、受け手である企業や消費者にも、企業をとりまくステークホルダー(消費者、株主、取引先、従業員、メディアなど)にも、大きな変化が毎日進行形で起こりました。

その中で、漠然とですが、「広報の仕事の前提が変わってしまうかも」と思わせる状況に驚き、戸惑ったというのが正直なところです。

変化の中で特に広報業界に影響があったのは、営業自粛や売上不振など企業の業績や存続に関わるもの、働き方が変わってしまう在宅・リモートワークの急激な浸透、イベント不可の中でのメディア・PR活動の変化などが挙げられます。

4月から6月末までは、さまざまな広報・マーケティング関係のウェビナーに参加させてもらいました。スピーカーの皆さんは、さすが、手探りでも前向きに、世の中の変化をキャッチして、オンラインでできることを探って発信してくれました。

この急激な変化をむしろ前向きにとらえて、新しい環境の中での企業活動、マーケティング活動につなげていく、ドライビングしていく力強さもあり、圧倒されたこともありました。

そして、実務では、自社のウェビナー実施やオンラインコンテンツの充実など、コロナ禍の広報・マーケティングを手探りで進める日々を送っていました。

3月以降、ブログの筆が止まっていた私ですが、7月に入ってから、「そうだ、大きな流れは変わるかもしれない、変わらざるを得ないから、小さな広報ネタ、それも環境が変わってもある程度存在しつづけるであろうミニトピックを取り上げて書いてみよう」と思うようになりました。

と、長くなりましたが、上記のようなコロナ禍の自問自答を経て、次回からは広報小ネタを取り上げていきたいと思います。

予定としては、外資系企業を担当した時にたいていの担当者が困る「プレスリリースの違い問題」、「どこまで意訳できるのか問題」、「自動翻訳ってどこまで使えるようになった問題」、「オウンドメディアの苦悩」、「はじめからストーリーを決め込んでくる記者さんへの対策」、「SDGsウォッシュと言われないために」、「広報・マーケの実務に役立つ資格」などを考えています。

皆さんも日々いろいろ大変な状況が続くと思いますが、乗り切りましょう!
変わりゆく広報・マーケティング活動を、経験・実践し、見届け、共有していければ幸いです。


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