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私のバイブルを俳優視点で解説してみた


こんにちは!


今日は、私が難病を発症してからバイブルにしている本を俳優視点で紹介したいと思います。

おすすめ本 

それがこちら↓

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田中一さんの「病気は脳がつくっていた 『動物脳』を解放すれば、健康になる!」です。

題名だけ見ると手に取りづらいかもしれませんが(笑)内容は病気との向き合い方や少しでも健康に近づく方法を現役のお医者さんがとてもやさしい口調で書いた本です。前々回記事にした「会いたいと思う医者を選ぼう!」と語っていたのもこの先生です。

主に病気を患っている人へ向けた本ですが、私は今健康な人こそこれから先も病気にならないために読んだらいいのでは?と思います。現代社会において疲れやストレスなどは誰にでもあり、それらは病気と隣りあわせだと思うので…


ざっくり要約すると

・「治る」とは「変わる」こと→特に「考え方」を変える
・「身体野性化計画」を実行する→使いすぎのアタマをお休みさせて体の声を聴き、野性化することによって自己免疫力を高める

というもの。

このての話は信じないという人もいるかもしれませんが私は自分の演技訓練の経験から間違いないと思っています。


というのもこの本を勧めてくれたのは私の演技の先生なのです!

演技訓練「アニマルエクササイズ」


演技訓練の中に「アニマルエクササイズ」というものがありまして…

主に役作りのアプローチの一つとして使われるもので、役の性格や雰囲気・イメージに近い動物を一つ選びその動物になりきってみる、というもの。


その際例えばネコだったらただ四つん這いになってニャーニャー鳴いていればいいというものではなく、ネコの骨格や毛並・ヒゲや耳の感覚などネコの全てをイメージと体感覚をもって自分の中に入れ込んでいくのです。
するとだんだん野性が出てきて「自分が人間である」という感覚が無くなっていくんですよ。(まずここまで会得するのに数年かかった…笑)


そしてここから先は私もまだ到達していない段階ですが、もっと訓練を積んでいくと動物になっている間は頭の中に言語が出てこなくなり、本能で動くことが出来るようになるらしいのです。そこまでくると、その動物が本能的に持っている“質”が俳優自身の心理にも影響を与え、役に成るのを助けてくれるのです。
ハリウッド俳優にはこの手法を用いて役を演じられている方がたくさんいます。


人は野性化できる?

改めて本の話に戻りますが、このアニマルエクササイズを通して私は何が言いたいかというと、本に書いてある『ヒトは動物である。まず動物としての本質に立ち返り、そのうえで人として賢くなる』ことは可能であるということです。
とどのつまり、一見手に取りづらい題名かもしれないけど書いてあることは間違いないと思うしきっと助けになってくれる本だから一回読んでみて!ということが言いたい(笑)



あ、誤解のないように言っておくと、本の中には「身体を野性化するには、四つん這いになって全身でネコを感じて…」とかは書いてありません、それは演技訓練の話です(笑)
ちゃんと日常生活の中で実行できる習慣や考え方が書かれているので安心してください!



そして実を言うとこの本を何度も読んで理解している私でも今までの考え方を崩すことが出来ず、本でいうところの「アタマを使い過ぎてしまう」ことが多々あります。だからこそいつも見える場所にこの本を置いて、本を目にするたびに「ああ、そうだったそうだった」と立ち返れるようにしています。

本当に野性化計画が身についた時、私は今よりもっと元気になっているのだろうと思います。
そしてアニマルエクササイズの方も本能的に動ける域にまで達したい…!笑

気になった方はこの本一度手に取ってみてください!


ではまた!

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