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『MBAで学ぶ負けない戦略思考「ゲーム理論」入門 Forest2545新書』

『MBAで学ぶ負けない戦略思考「ゲーム理論」入門 Forest2545新書』
若菜力人著
著者は、1958年生まれ。東京大学工学部物理工学科卒業。マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院でMBAを取得。ワシントンのブルッキングス研究所客員研究員をへて、某大手日本企業のワシントン事務所長を6年間務める。ゲーム理論、交渉に関する著書多数。



① 「最適な戦い方が「ゲーム理論」この「戦略的思考法」では、単なる確率にかけるのではなく、相手がランダムに手を出してくるのか、あるいはじゃんけんの極意に基づいて一定の戦略で戦っているのかどうかを、相手の初期行動から推測するものでした。  それによって、自らの戦略を組み立てるというものです。  ただの「必勝法」といった固定的なパターンで戦うのではなく、相手の動きの背景を読み、それに対して最適な戦い方を組み立てる。」

② 「ルールは自分に都合よく変えられる。この話の教訓は何なのでしょう?「ゲームのルールは変えられる」ということです。『ゲーム理論』というのは、与えられた状況の中で、どんな戦略をとるのが有利なのか不利なのかといった問題を体系的に分析し、結果を予測する「戦略的思考」のツールです。」

③ 「本書では、そうした「周りに流された」判断や決定が、いかにあなたの人生にとって危険なものであるか、できるだけ身近で共感いただけそうな例を使って紹介し、ゲーム理論的な「戦略思考」を用いることで、人生をより豊かで充実したものにできる可能性があることを紹介させていただきました。」

じゃんけんは偶然のゲームではないのだ。確立を考え、戦略を練ることで勝利が見えてきたりする。人生の様々な選択や意思決定の機会も、なんとなく、判断してしまうと、割に合わない結果になってしまいがちなのだ。自分の頭で、本当にそれでいいのかじっくり考えていわゆる、「戦略的な生き方」をゲームの理論を通じて学ぶことが必要だろう。

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