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「バイキンマンがアンパンマンに勝つ方法」だってよ

どもども、明原星和です。

本日、ふと専門学生時代に使用していたUSBを覗いていたら、懐かしいデータがたくさん見つかりました。

今回の記事に載せるのは、専門学生時代の課題で「バイキンマンがアンパンマンに勝つ方法」小論文形式で書いてみる、というものです。

まともに小論文を学んだことも書いたこともない自分ですが、なんとなくそれっぽくできるだけ小論文みたいな感じであることを意識して書いた記憶があります。

まぁ、この課題事態お遊びみたいなものでしたから、小難しいものを見るような気持ではなく、ラフな感じで読んでいただけますと幸いです。




『バイキンマンがアンパンマンに勝つ方法』


 バイキンマンの最大の敵はアンパンマンなのか?
 私は、そうではないと考える。事実、作中を通してバイキンマンは幾度となくアンパンマンをあと一歩のところまで追い詰めている。
 しかし、追い詰めたところにいつもジャムおじさん率いるアンパンマンのサポート部隊が新しい顔を焼いて持ってきてしまい、バイキンマンは逆転負けをしてしまうのだ。
 以上の理由から、私はバイキンマンの最大の敵はジャムおじさんを筆頭とするアンパンマンをサポートする人々だと考え、バイキンマンがアンパンマンに勝てない理由は、最優先にサポートする人々を倒さないからであると考える。
 つまり、アンパンマンをサポートする人々を先に倒してしまえば、バイキンマンは容易にアンパンマンに勝利することができるのだ。
 そこで、思いつく作戦は「細菌攻め」である。
 バイキンUFO・バイキンメカを筆頭に、バイキンマンは多くの兵器を開発しており、それによってアンパンマンを追い詰めている。
 大量に兵器を開発することのできるその頭脳と手腕を用い、食物を腐らせる細菌を開発し、それをアンパンマンの住む町全体にばらまけばいいのだ。
 この作戦の大きな利点は、アンパンマンだけでなく同時にジャムおじさんや町の住民などといったアンパンマン陣営を根絶やしにすることができることにある。
 アンパンマンの元が「パン」である以上、新しい顔を製作するのに小麦などの食物が必須である。その元から腐らせてしまえば、ジャムおじさんは新しい顔を焼くことができず、アンパンマンは蘇ることができない。
 加えて、生きるために必要な食物を全て腐らせてしまえば、人であるジャムおじさんたちアンパンマンのサポート部隊は、いずれ餓死してしまうだろう。
 新しい顔を作ってくれる人も材料も守るべき人々もすべて奪ってしまえば、後はバイキンマンの量産した兵器を総動員し、物量で攻めれば容易に勝利することができる。
 ここで新たな障害として生まれそうなのが、アンパンマンと共に戦う別のヒーローの存在であるが、アンパンマンワールドに出てくるヒーローが全員食物をモチーフに作られている以上、バイキンマンの作り出した細菌に抵抗することは叶わないだろう。
 以上の理由により、私は細菌攻めによりアンパンマンをサポートする人々を先に消すことが、バイキンマンがアンパンマンに勝利するための最も有効な方法だと考える。




以上です。
いかがでしたでしょうか?

自分でも読み直してみたんですけど、僕はいったいなんてことを考えていたんでしょうね……

うろ覚えですけど、講師からの評価はそれなりに高かった記憶があります。
それと同時に、ちょっとだけ恐れを抱かれたような気がしますけどね。

でも、こういうバカバカしいテーマで真面目の小論文を書いてみるというのは、なかなかに面白く新鮮だったのをよく覚えています。

ブランクに陥って、もう何も書けないよ~なんてなった時には、気分転換にこういったことに挑戦してみるのも悪くないのかもしれませんね。

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