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リュクスなnoteたち

2,023
大人のオンナの集まるところ。
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#小説

ひそかな野望

小学生の頃からまんがが大好きだった。 今や古典となっている「ベルサイユのばら」も、「ガラ…

森野きのこ
3か月前
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小説『GRACE✨わたしの推し活②』(note1000本投稿記念)

①はこちらからどうぞ↓↓↓ ********** RUDOのレセプションパーティーから家に帰…

verde
7か月前
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小説『GRACE✨わたしの推し活①』(note1000本投稿記念)

仕事帰りの夕飯の買い物途中、肩にかけたバッグの振動に気がついた。スマホを取り出してみると…

verde
7か月前
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繰り返し読む本

私にもありますよ〜! タカーシーさんも同じ哲学書を何度も買うと書いておられましたが、私は…

verde
8か月前
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エチュードを楽しもう

以前書いた通り、このところぼちぼちと新しい小説に取り組んでいるのですが、今現在第二話の終…

verde
8か月前
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ハマっていること

昨日、仕事から帰ってきてから日記を書こうと思っていたのですが、一昨日から始めたあることに…

verde
8か月前
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小説「Peace Piece」は私のかわいい子💕

今日は「創作大賞2023」の #恋愛小説部門 にエントリーしました。 書いたのは以前投稿していた掌編小説のリライトです。 自分的にとても気に入っていた作品だったので、書いてしばらくして既に一度リライトして再投稿したものでしたが、時々読み返してはもうちょっと書き足したいなぁ、なんて思いつつ、放置していたかわいい子でした。 主人公は“ビル”というハンドルネームの青年です。 この子は推定22歳。ジャズピアニストを目指して音楽学校に通う学生です。 いつも気になるジャズバーの前を通り

「うちの子」

 越してきたときから気配はあった。  ベランダの左の端。  エアコンの室外機が置いてある、…

猫野サラ
1年前
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浸る日

タカーシーさん、試験、残念な結果だったんですね。 でもまぁ、弱点が分かったとおっしゃって…

verde
1年前
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書くときのスタイル

ないんです。私。なんもない。 書くときのスタイルねぇ。何を書くかにもよるんですけれど、小…

verde
1年前
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ある女の決断 / 麻美の場合

私は聞き分けのいい女だ。 昔からそうだった。小さい頃から人の顔色を見て育ってきたせいで、…

verde
1年前
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掌編「下足焼き」

 するめの足だけをまとめて袋詰めに売っているのを、近所のスーパーで見つけて以来、毎週のよ…

猫野サラ
1年前
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Cafe SARI. 18 / 分かち合う美味しさの軌跡✨

一年は12ヶ月。ひと月の日にちはほぼ30日と決まっているし、繰り返す日々に長いも短いもないの…

verde
1年前
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Cafe SARI . 16 / Garden

この店に通い始めて3ヶ月が経った。 3年ほど付き合った彼女と別れて半年が過ぎ、ひとりの時間にようやく慣れ始めたころ、秋の初めの人恋しさに耐えられず、週末の長過ぎる夜を持て余してふらふらと裏通りを歩いていた。そして人気の少ない薄暗い通りに漏れたあたたかな光に誘い込まれるようにして、僕はその店に近づいていった。 扉の横には「 Cafe SARI 」と書かれた小さなシルバーのプレートが掲げてある。カフェなのかバーなのか、少し戸惑いながらその扉を押し開けた。 「いらっしゃいませ