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ギリギリまでやる気にならない病への対処

やらなければならない課題があるのに、なかなか取り掛かれない。いつの間にかスマホを手に取りネットサーフィン、ゲーム、マンガ、、、。楽しくてそれをやっているのかというと、そうでもない。なぜなら、「やらなければいけないなぁ」という思いが頭の片隅にあり、モヤモヤして気が重いから、という経験をしたことありませんか?

夏休みの宿題がリトマス紙

もちろん、そういう誘惑を振り払い、計画的に進められる理性的なタイプもいます。
自分はどういうタイプでしょうか?
夏休みの宿題をどうしていたか?を振り返ると、大まかに分かります。

夏休みの宿題の進め方は、大きく4つに分けられます。

1.すぐに宿題を終わらせて、残った時間はのんびり過ごすタイプ
2.計画を立てて、毎日コツコツと頑張るタイプ
3.全然やらなくて、最終日に泣きながらやるタイプ
4.結局、宿題をやらずに怒られるタイプ

時間の感覚が緩いとそもそも期限は守れない

まず、4つ目のタイプの人は、そもそも時間の感覚が緩い可能性があります。期限を守れないだけでなく、遅刻の頻度も多いかもしれません。このタイプの方は、まず手帳を買いましょう。そして、期限を記入することで、そこを意識づけするのが役立つ可能性があります。

ギリギリまでむしろやらない

今回取り上げたいのは、3つ目のタイプです。僕もこれです。夏休みの宿題は、最後まで先延ばし。最終日に怒られながらやり、最後には答えを丸写し。そして、その傾向は今でも続いています。たとえば、講演を頼まれた際も、ギリギリになってお尻に火がつくまで取り掛かれません。経過としてはこうです。

①「まだ先だな」→②「もう少し余裕あるな」→③「やばいやばい」→④「わー!」

④になるまで、やる気が起こらないのです。

期限があるのにギリギリまでやれない人は、このようになっていませんか?もしそうなら、計画通りに実行できる理性的なタイプになろうとするのでなく、自分はこういうタイプなのだと受け入れて、それを有効利用するとどうでしょう。

どうせやる気にならないのに、長い期間、モヤモヤと気が重いのはもったいないです。追い詰められたらやるのですから、いっそ「わー!」になるまではやらないと決めてしまうのです。期限をみて、逆算し、ギリギリのラインを定める。そして、その日までは一切手をつけないと決めます。そのことによって、はじめに終わらせる人と同じ時間、のんびり過ごす時間を持てます。僕は、このことに気づいてから、期限があっても気楽に過ごせるようになりました。

もし、もともとは1つ目や2つ目のタイプなのにやる気が出ないというのでしたら、原因は別の所にあるのかもしれません。ちゃんと眠れているか?食べれているか?をチェックしてみて、それも出来ていなかったら抑うつ状態かもしれませんから、専門家に相談してみる必要があるかもしれません。

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