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関係を持続する方法

今回は、人間関係を持続させるための方法について書きます。

持続させるにはワンパターンな関係をやめ、多様な関係を作るのがポイントです。これだけだと分からないので、説明しますね。

まずは、昔の夫婦関係を例にとってみます。今でもそういう夫婦はいると思いますが、一昔前の典型的な夫婦関係は「亭主関白な夫」と「三歩後ろを歩く妻」でした。しかし、どんな場面でもその関係だと変化には対応できません。例えば、夫が定年を迎えると、仕事をして経済的に一家を支る立場ではなくなります。お金を稼ぐわけでもないのに皿の1つも洗わない、こうなると関係性の変化が求められるのです。しかし、これに対応できないと、溝が深まり、熟年離婚につながります。生活スタイルが変化しているのに、関係の構図が変化しないと持続は困難になるのです。これは「かかあ殿下」と「気弱な夫」という構図でも同じです。要するに、ワンパターンな関係しか持たないと、変化に対応し切れないのです。

反対に、普段からさまざまな関係を持っていると、柔軟に対応できます。普段は亭主関白なのだけど、仕事で上手くいかないときは、愚痴を聞いてもらい慰められるし、妻がこだわっているガーデニングについては指示されるような関係性は多様です。同じ人との間にも様々な関係を作れていると、変化が生じた際に対応しやすいです。

これは夫婦関係に限りません。例えば、幼稚園児の娘の食べ方を厳しく躾けている父親が、日曜の朝に「いつまで寝てるの?早く起きなさい」と娘に起こされるのも、多様な関係の表れです。持続可能な関係でもありますし、豊かな関係とも言えます。

もし、誰かとの関係で行き詰まったら、ワンパターンになっていないか?と振り返ってみてください。ワンパターンであれば、少しでも違う関係を作ってみることをおススメします。

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