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外資系コンサルファームのおすすめ資料集vol.1
ルバート代表の松上です。資料作成のスキルをアップする上で、コンサル会社の資料は大変参考になります。
普段あまり目にする機会のない外資系コンサルファームの資料ですが、現在、経済産業省の委託調査報告書のホームページ(https://www.meti.go.jp/topic/data/e90622aj.html)で公表されいます。
私のX(旧Twitter)では外資系コンサルファームの資料の中から良いスライドを選んで不定期で投稿しています。
今回はその投稿の中から皆さんの反響が大きかったスライドを選んでご紹介します。ボストンコンサルティンググループ、PwCコンサルティング、アクセンチュアの資料から選んでいます。
1.ボストンコンサルティンググループ
◆スライドのポイント - 大分類と配色
![](https://assets.st-note.com/img/1701156008114-ldDYbxqpaA.png?width=1200)
【解説】
![](https://assets.st-note.com/img/1701155561551-xwevJDlh9O.png?width=1200)
情報量が多くて文字だらけの場合には、情報を分類して、スライドの小見出しに大分類を使用すると一気にわかりやすくなります
◆スライドのポイント - 背景/目的と方針
![](https://assets.st-note.com/img/1701238689628-p2BkYZNp0k.png?width=1200)
【解説】
![](https://assets.st-note.com/img/1701238550627-R2LepKHvu7.png?width=1200)
・提案や企画の背景となるファクトと示唆を記載し、次に目的を示し、最後に実施の基本方針という流れです
・背景となる情報は資料に抜けがちなので、良いテンプレになりそうなスライドです
2.PwCコンサルティング
◆スライドのポイント - 背景・目的
![](https://assets.st-note.com/img/1701238874223-YUQ5Cl36x9.png?width=1200)
【解説】
![](https://assets.st-note.com/img/1701239126636-crRjAUOpUI.png?width=1200)
・背景から目的までの流れを作ることで、調査の目的をわかりやすく表現することができます
・背景には、マクロ情勢を整理するとより調査の位置づけを明確にすることができます
◆スライドのポイント - ヒアリング設計スライド
![](https://assets.st-note.com/img/1701239445352-2Q72KwlmzK.png?width=1200)
【解説】
![](https://assets.st-note.com/img/1701239471333-dL7ag6bGX8.png?width=1200)
・ヒアリング設計を説明するスライドには「誰に」「何を」「どのようにして」の要素を入れると読み手に目的が伝わりやすいです
・ピクトグラムを入れ、どのような人がターゲットかを視覚的に表現するのも効果的です
3.アクセンチュア
◆スライドのポイント - 意見と取組み
![](https://assets.st-note.com/img/1701240654031-DCvYCsd6Hj.png?width=1200)
【解説】
![](https://assets.st-note.com/img/1701240616022-KQA1Du5aWr.png?width=1200)
・取組みのみを提示するのではなく、代表的な声を最初に提示することで実際の課題に基づくことを示すことができます
・ピクトグラムを用いるとより現場の意見のイメージがよりわきやすくなります
◆スライドのポイント - グラフとコメントの組み合わせ
![](https://assets.st-note.com/img/1701240392800-TxzaMnPGsG.png?width=1200)
【解説】
![](https://assets.st-note.com/img/1701240442263-rDGJNPf9OJ.png?width=1200)
・グラフとコメントを組み合わせれば資料の説得力を高めることができます
・まず定量的なファクトをグラフで表現し、グラフの内容を補うコメントも入れると、グラフでは表現できない情報までカバーできます
いかがでしょうか。このようにコンサルタントの資料を見るだけで、ご自身の資料作りの参考になるのではないでしょうか。
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