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書きたい時に書く

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有川浩「空飛ぶ広報室」感想

久々のnote更新。 昔は好きなだけ好きなことを文章化できたのに、最近は意識して書かないと全然書けないですね。少しずつ習慣化したい。 10年近く前の作品でドラマ化もされている「空飛ぶ広報室」ですが、読み逃していたので読んでみました。 航空自衛隊で、ブルーインパルスパイロットになれることが決まった主人公が、不慮の交通事故でパイロット職を降りることとなってしまい、航空自衛隊の広報官としてキャリアを再スタートする話。 めっちゃくちゃ面白いです。 社会人、特にお勤めの人に読んで

    • 伊坂幸太郎「フーガはユーガ」ネタバレあり感想

      伊坂幸太郎は好きでだいたい読んでいますが、この作品はタイミング的に読み逃していたので今更ながらレビュー。 書店に並んでる時から思ってたけど、装丁めちゃくちゃかっこいいですねこの本。 (以下ネタバレあります) 双子のテレポートものって、世代的になかよしで連載されてた「ミラクルガールズ(秋元奈美)」を思い出してしまいますね。なつかしい。 冒頭の「記憶違いや脚色があったり、わざと嘘をついている部分もある」という優雅の発言で、伊坂ファン的には「はいはい来た来た、どこが嘘なのどこが

      • 部活やってた

        最近、LINEマンガで少しずつ「ハイキュー!!」を読んでいる。 いかにもジャンプらしい高校バレー部の青春漫画。キャラクターがみんなさわやかで、相手チームも含め誰も嫌な人がいないので気持ちよく読める。 すごく感動したのは、(当然ながら)必殺技を引っ下げて大会をどんどん勝ち上がっていく主人公のチームだけでなく、様々な「県大会一回戦敗退チーム」に所属する高校3年生の様子を詳細に描く回があったこと。 負けた試合の後の 「俺たちはやったよ、バレーボールやってたよ」 の台詞がもーーー

        • スパチャという文化

          いい年をして(30代後半…)、最近推しのYouTuberさんができた。 ここ2週間ほど、私の可処分時間はその方の動画を観ることと、その方のTwitterをチェックすることにだいぶ吸い上げられている。まずい。まずいのでこの記事を書いている。 (どなたなのかは記事の本質に関係ないのと、ちょっと恥ずかしいので伏せる) 2年前くらいから本格的にYouTubeを視聴し始めて、驚いたのはスーパーチャット(スパチャ)という文化だ。 いわゆる投げ銭で、YouTubeライブの間に視聴者がスパ

        有川浩「空飛ぶ広報室」感想

          私の考えた最強のバッグ

          好きなアパレルブランドというものがほぼないが、最近はまっているのがMOTHERHOUSEさんである。 どの商品も素敵だが、特にバッグが好きだ。 きっかけは、賃貸マンションの我が家に、前に住んでいた人宛てのMOTHERHOUSEさんのDMが届いたことだった。 そこに載っていたバッグがどれもとてもかわいくて心を打ちぬかれた。デザインも色も絶妙だし、何しろ名前がかわいい。「ハナビラ」とか「ヨゾラ」とか。センス最高。 そして「途上国から世界に通用するブランドをつくる」という企業理

          私の考えた最強のバッグ

          スタンプ難民

          LINEスタンプは難しい。 やり取りを終わらせる時にはスタンプ、という暗黙のルールがある気がして、いくつか無難なものを買っておいたりする。 LINEを始めた当初はどのスタンプを買ったらいいか全然分からなくて、ネタで面白そうなものをいくつか買ってみたりしたが、色々使いにくすぎた。ベルばらの「フランスばんざい…」とか、いつ使うの。 友人が使ってるスタンプのセンスが良いと「お、パクるか」と思ったりもするが、少額とはいえ「わざわざ買うほどか…?」と貧乏性を発揮してしまう。しかもパ

          スタンプ難民

          いいから爪を塗らせろ

          中学校の時、学校行事でオーストラリアへ2週間ホームステイした。 どの生徒も、ホストファミリーに必ず同い年のホストシスターがいて、一緒に姉妹校である学校に通うという決まりになっていた。 到着早々、ホストシスターに色とりどりのマニキュアを塗られた。 校則の厳しい中学に通っていた私は恐れおののいた。 「土日はいいけど、月曜日には学校だから落としたい…」と折に触れてホストシスターに訴えてみるも、返事は「大丈夫!」の一点張り。 説教を覚悟しながら登校するも、ホストシスターの言った

          いいから爪を塗らせろ

          書く

          昔から、「文章書くの得意だよね」と言われるとうれしい。 子供の頃は作文が好きで、学校で作文の宿題が出ると原稿用紙10枚とかの大作を提出していた。作文の宿題が重なって出ている時などは担任の先生に「私、〇日までには書ききれないので×日まで待ってください」などと交渉していた程だった。作家気取りかよ。 小2の時の担任の先生が「そんなに作文が好きなら、夏休みの宿題で出してくれた作文を少し直して県のコンクールに出そうか」と提案してくれた。もちろん大喜びした。 放課後に先生と対策を行